主人公とともに、同じ気持ちになってヒロインと全力で恋愛していく
このゲームのコンセプトである、友人から恋人へ~がうまく表現されており、このコンセプトに惹かれてプレイしたのであれば満足できる内容になっていると思います。主人公は積極的にヒロインにアピールしていくことによって、ヒロインの魅力を知り、主人公の魅力にヒロインは惹かれ、恋愛関係に発展していきます。そこに、まさしく恋愛のすばらしさの真骨頂が描写されていて、プレイヤー側もまるで本当に恋するような疑似体験が得られました。
告白シーンも丁寧に描かれていて、それまでの過程もしっかり描かれているおかげで、主人公と同じ気持ちになって告白シーンもプレイできました。告白内容も主人公よかったですね。好きって気持ちを素直にまっすぐ伝えてて、ちょっと感動的でした。
恋人パートでは友達のときには見せなかった恋人としてのヒロインの魅力が描かれていてニヤニヤしっぱなしでした。とくに展開として大きな起伏はありませんが、テキストがよく、笑いが随所にあり、えちシーンも適度にあって最後まで飽きずに続けてプレイできました。
ヒロインは全員魅力的でそれぞれ素晴らしかったので誰が一番とか挙げずらいですが、ほかの方の感想にもあるように、とくにゆずゆが…ギャップがすごくて…萌えすぎて死にます。やばかったです。あばば
絵は全体的にクオリティ高くて満足。とくにこちらのブランドは途中でヒロインの髪形や服装がちゃんと変わるのが魅力的ですね。告白シーンの立ち絵や一緒に帰るときのシーン絵も印象に残ってて良かったです。
OP、EDはプレイする前から聞いていていいなぁと思っていたほどです。作品にあったいい曲だと思います。
あと友人パートの選択肢は、自分から積極的に話題を振っていく選択肢になっていて面白いこころみだな、と思いましたが、若干作業感が出てしまったのが少し残念でした。
総じていえば大変満足のいく作品だったと思います。