直樹はかっこいいです。
序盤はなんだこいつ的な直樹ですが、実はかなりかっこいいです。
というのを一言目にして、感想を。
恋愛シーソーゲームということで三角関係な物語が展開されますが……かなり面白かったです。特に二人のさくらさんのやきもちは破壊力が半端じゃなかった。読みながらにやにやしてばかりです（笑） 主人公の徹もかなりいい感じ。強いしいい奴です。まぁ優柔不断なのは仕様ということで（笑）
一方でいろいろ言われてる直樹編。
正直悪いとは思いませんでした。くるみちゃんは可愛いし晶はいい女性なので（理不尽ですが）。問題は直樹が友人キャラとして面白いキャラになってることで、そのために心情描写がかなり曖昧で何を考えているのかほとんどわからない状態になっていることだと思います。その結果全体的にふわふわした（宙ぶらりんな）印象を受けてしまいました。でもキャラの掛け合いは面白いし、世界観が好きであれば特に気にもならないのではないでしょうか。菜々子先生がいないのは非常に大きな痛手ですが、決して悪くはないと思います。
全体として。
一番マイナスだったのは他の方も言っている美術部後輩の二人組み。かなりいらない子たちです。喋るだけでテンションが下がるくらいに……。しかも意外と問題が解決するまでが長く感じられました。（嫌なことって長く感じますよね……？）
ですが。
そんなマイナスなど関係ないくらい面白かったです。
キャラクターはメインサブ男女問わずみんな（どこかの二人組みを除く）いい感じで物語の方もかなりよくできていました。いえ。すっっっっごくよかったです！！
というのが総括的な感想です（すごく抽象的ですが……）。
ちなみにメインの三人の男キャラは全員素敵だと思いました。
本当にかっこいいんですってば（笑）