【三部作の最後を飾る甘々ハーレムエンド】
【総合評価】75点
【シナリオ】10/20点【原画】7/10点【音楽】6/10点【キャラ】8/10点【声優】8/10点【エロさ】36/40点
★よかった点
待望の三部作シリーズ最後を飾る「甘々イチャイチャハーレム作品」だった。
昔からずっと両思いだった幼馴染とちょっと異質な歪な形ではあるが、恋人関係になってひたすらイチャイチャする話。三部作目にしてまさかのほとんどシナリオの内容がない幕引きではあったものの、全作プレイした人はこれで納得する人が多そう。
感想としては、二作目の評価・感想で従姉・実妹・幼馴染の三角関係が普通じゃありえないし現実味がないのがマイナスと抜きゲーに対する評価らしからぬことを記載してしまっていたが、今作のラストでは普通じゃないと開き直って全振りしてきており、そこはたしかに逆にこれでいいかと納得できてしまった。終わらせ方はかなり強引でツッコミどころ満載だったが、ザ・抜きゲーと言える清々しい終わらせ方でよかったと思う。Hシーン数もロープラにしては多く、シチュエーションも数多。
楽曲については、全作良曲だった。確実にヒロインに声を寄せたアーティストを起用しており、一瞬声優さんに歌わせているのかと勘違いするレベル。曲調やイメージを寄せているのも非常にグッド。さらに、完結作ではこれまで主題歌を担当した歌手全員でのエンディング主題歌もあり、素晴らしいの一言でした。
元々筆者はこの三部作目のヒロイン(絹佐 紫織)に惹かれて全作購入を決心した部分もあったので、一作目の従姉や二作目の妹よりも性格と見た目が好みで、三部作で最高得点となった。
★悪かった点
一作目、二作目からヒロインが変わっただけといった印象で、システム面含めて特に大きなマイナスポイントはない。強いてあげるのであれば、やはりアニメーションが、5秒くらいの動画をループしているだけ+動きとセリフも単調な点は改善されずクオリティに不満がある点。しかし、1、2作目同様に漫画のような吹き出しでヒロインの心情を流す点はやはり好ましかったと思う。
最後にどうしても言わせてほしい点が1つだけある。紫織との結婚式後のエピローグで1人ずつプレイしていくシーンがありそこまではよかったが、作中であそこまでフラグを立てておいて最後に4Pはないんかいと拍子抜けしたこと。(別にハーレムプレイが好きというわけではないがw)