プレイしたのは一年前だし感想書く予定もなかったけど、DL版400円セールという衝撃的な価格を目にしたので販促的な意味も込めて軽く投稿。公式サイトがネタバレしすぎだとか、バッドエンドの整合性の無さだとか、SFの範囲を完全に逸脱したオチだとか、突っ込みどころはたくさんあるけど、特殊な世界設定や各章異なる主人公から描かれる物語によって、最後まで飽きずにプレイできました。特に2章は印象的。○○さん怖いよー。客観的に見て70点台の作品だとは思うけど、分岐はあってないようなものなので攻略は簡単だし、暇つぶしには良いと思います。このPSP版には2つの追加シナリオもあるしね。プレイするなら公式サイトやレビュー等何も情報を調べないことをお勧めします。あとは使い余している感もあるけど、8曲もあるボーカル曲も印象的。
ネタバレ注意
大したこと書いてないし未プレイ向けの内容ではありません。
プレイして一年経って、この作品に対して思い出すこと言えば、委員長袋、○○さんの黒さ、幽霊ギャルぐらいかな。
それでもADVは一周やったら基本再プレイはしない自分からすると、割と印象に残っている方だとは思います。
そして主人公と最初のヒロインにあんなベテラン声優を持ってきたのも、なかなか珍しい。
あとは追加シナリオ、悪くはなかったけどなぜ七生視点の物語にしたのかはちょっと理解に苦しむ。
七生といえば、1章で見せる態度からして、実は隠された真実を知っている影の主人公的な立ち位置なのかと思いきや、ただの主人公に僻んでいるだけのガッカリキャラであり、本編でも大して活躍しなかったと思うし、特に人気があるとは思えない。
まあこの作品の登場人物は単純に良い人とは言えない人が多く、それがひとつの魅力でもありますが、彼の場合追加シナリオでも主人公のことが嫌いだ言っているように、別に成長している様子も見られないんですよね。
このあたりがちょっと残念ではありました。