(GiveUp) レズであればノーカンという風潮
純愛美少女ゲームは、主人公がヒロインを攻略し、恋人同士でしかしない事をしてるところを見て幸せな気持ちになるのが趣旨のジャンルである。
これ、間違ってるかな?
桜のレズって冗談じゃなくてガチだよね?
もう千乃は桜を攻略し終えてるよね?
桜は千乃と結婚したいと思ってるし、キスもされたがってるし、セックスもしたいと思ってる。
千乃は「女だから」「たまたま」そこに至ってないだけ。
そういう「主人公がうれしいと思うこと」は、とっくに桜の中では千乃に許されてる。
許すどころかしてほしいと思ってる。
主人公はその、とっくに千乃が達成してる領域にギリギリ追いついて「男だったから」「運よく」唯一の実践にあやかれただけ。
あまつさえ千乃が一番で主人公は別腹……デザートか何か?
主人公がハーレムを築くのはプレイヤー的に「嬉しい」事だけどさ、ヒロインが二股宣言、しかも二股したまま付き合わされる事に「嬉しさ」はあるかね?
純愛美少女ゲームであれば主人公のものでなければならないはずのヒロインが他の誰かを愛している。
破綻レベルのことであるはずなのに、何で当たり前にまかり通ってるんだろ?
自分が手に入れたはずのヒロインが他の誰かを性的な欲求込みで愛してても、その相手が女でさえあれば気にならないって事?
何で?
女なら問題ない理屈は何?
「下級生2」のたまきが叩かれて、この桜が絶賛される理屈がわからない。
みんな、膜さえ残ってればそれでいいと思ってるのかな?
その膜だって、「ただ残っていただけ」で、とっくに千乃に捧げられ済み(桜は千乃とセックスしたいと思ってた)なのにね。
正直、桜が「良かった」とか「萌えた」とかいう意見が信じられない。
絶賛してる人は、この桜との「恋愛」を見て、どこを「うれしい」と感じたんだろう?
空しさしか感じなかった。
ゲームの趣旨であり、プレイヤーへのご褒美であるはずのヒロイン(桜)とのイチャラブ。
愛の語らいもキスもセックスも、あまつさえ結婚ですら、もう千乃が達成してるんだから。