どうしても前作と比べてしまう病
月に寄りそう乙女の作法2
キャラ 20/20
世界観(設定) 20/20
シナリオ 35/45
音楽 5/5
絵 10/10
総合90/100
釣り乙、乙女理論ときて今作釣り乙2に至る。
キャラ、世界観、音楽、絵はどれも良かった。
まずキャラについてだがルナ様のような抜きん出て良いキャラは居なかったがどのキャラもレベルが高かった。
エストン(エスト)ちゃんはブヒブヒ可愛いかったうふふ。
癒される。じゃれあいたい。
しかし、彼女を見ていると徹底的に服従させたい気持ちも湧いてくる。彼女に掘られたくはない。
激寒刑罰叔母さん(るみ姉)はダメ男を養ってくれそうですきだ。弟になって甘えたい。
膝枕してなでなでしてもらうシーンが欲しかった。
サクリは縁の下の力持ち。愚痴モードのサクリが気に入っている。
BGMなら彼女のものが一番好き。
パルコは服飾への思いなら誰にも負けてないと思う。何が好きかで自分を語れよ(犬)
アパート前で手を振るCGはこのゲームで一番好きかもしれない。
そして、アトレ。
そしてアトレだ。
アトレちゃん可愛すぎやばない!?
りそなちゃんのとき以上に攻略したい気持ちが高まっている。
まず服がオタクホイホイすぎる。
他キャラルートプレイしてるときにアトレちゃんの純白大天使コーデが出てきたときは思わずプレイを中断してしまった。
対お姉様と対お兄様のときに声が変わるのも可愛いし、性格も純情だ。
そしてリーダーシップもあり頼りがいもある。個人的にはるみ姉よりアトレちゃんに甘えて一生涯を過ごしていきたい。
次に世界観についてだが前作の20年後ということもあって、釣り乙ワールドの幅が広がって面白くなった。
プレイしながら大蔵家などの家系図を作ったりすると一層楽しめる。
そして最後にシナリオについて。
これが前作と比較して微妙だったので満点には至らなかった。
自分の意思が大事というテーマに加え、誰かの背中だけを追う人生や誰かになろうとする人生を送ってはいけないというものでこれは良かった。
しかし、テーマや設定などは良かったものの肝心なお話が微妙だった。
それは物語全体に程よい緊張感が無かったからだ。
釣り乙1では大蔵衣遠という最強の敵が居たから「いつこの平和が乱されるのではないか」という緊張感や敵に立ち向かうという熱い展開もあった。
乙女理論では大蔵衣遠に加え従兄弟という敵もできた。そしてリリアーヌというあからさまに怪しいキャラも居たこともあって釣り乙1以上に程よい緊張感があった。
一方で本作の敵はカリスマ性があまりなく、小物ばっかりだった。
ゆえに全体的にのんびりした雰囲気が漂い、そこそこの出来になったのだと思う。
次回作では衣遠をも超える敵を出してほしい。
そしてアトレ、彼女メインのお話を作ってください。
攻略させてください。服飾要素が薄くなりますが乙女理論以上の名作FDを作ってください(涙)