近年、これほど読ませる文章は希で、もう一周しようかなと思わせる傑作SFゲーム
はっきり言って良作。EVER17やYU-NO以来の良くできたSFゲームだった。
携帯のDメールの通信方法やブラックホール圧縮方法には、無茶な部分があるけどまったく気にならない。
シナリオが高次元で完成してまとまっており、よく比較されるどのNitro作品よりも上であることは間違いない。
これほど読ませる文章のゲームは希だと思う。
もう一周しようかなと思わせる作品。ジョン・タイターのことも調べたら実に楽しい。
いろいろと検索するとアメリカの理系学生のような感じなんだけど、実際どうなんだろう。
アメリカらしい話だけど、まさかそれを上手くここまでシナリオにするとは思わなかった。
SFというジャンルはライターの力量がもろにでるジャンルなので、ここまでのゲームをプレイ出来たのはラッキーだと思う。
逃れられない死については「運命」とか決定論で語られるが複数の世界線上の理論や、
タイムトラベルやタイムリープをここまで駆使した作品は近年では見当たらない。
シナリオ：S、CG：B、音楽：A