個人的にはめちゃくちゃ面白いラブコメでした。
自分の中で二個目の長文感想になる。
自分はこの作品をもともと一番好きであったアメイジング・グレイス -What color is your attribute?-を紹介してくれた人の感想から知ったのだが、最初は「え~なんかぱっと見、大筋のストーリーが薄くて、複数ヒロインでイチャコラする感じの学園日常系っぽくね」ってな感じで買ったはいいもののあんまり合わないんじゃねえかって正直思ってました。
自分はあの、得点表見てもらえばわかると思うんですけど、90点越えでまだ完結してない「ヘブバン」とエロゲーやる前に解説と実況で全部見て、絶対にやるつもりはない「沙耶の唄」を除いて、ぜーんぶ、何かしらの大きな目的があってそれに向かって行動する。プレイヤーも伏線やら謎解きやらを考えて、最後には感動とか達成感とかを与えてくれる作品たちなんですよね。反面、日常とかギャグが強い、星降る夜のファルネーゼとか水平線まで何マイル?とかそれらがかなり評価が低いのが分かると思います。
つまるところ、割と苦手ジャンルな気がする~って思ってたんですよね…やるまでは。
プレイしてみたら、手のひらクルーですよもう。現状、エロゲーの点数では第一位ですよw(さよ教は除くよ)以下、それぞれの要素に分けて感想を書いていきます。
以下、ネタバレ含む
システム
システムはマジで完璧!と言いたいところなんですが、2点ほど好きじゃないポイントがあります。とりあえず置いておいて、まず!言いたいのはセーブの数ですよ!セーブの数!
その数驚異の1200!多すぎぃ!今までやってきた作品の中でぶっちぎりで多いです!(もしかして、エロゲーってこれが普通?今までやってきたエロゲーが少なかっただけなんですかね…)あのですね。個人的には100あれば十分なんですよねw。今回1200あるから好きにセーブしようと思っても最終的には132個でフィニッシュでした。まあ…当たり前ですが、セーブできる個数が多かろうがプラスにはなってもマイナスになるわけがないのでここはかなり高評価ですね。
次、お気に入りのボイスを登録できる。初めて見たよこんな機能。またまた1200個保存できるし…。ただ、個人的には良いと思うは思うが、そもそもセーブできるのにボイスだけセーブするってどういう使い方ができるのだろうか?個人的には声だけよりも立ち絵あるほうがいいし、もっと良い使い方もあるんだろうなぁと思ってはいるのだけどね。でも、あるだけもちろん+。
次、コンフィグ関連。様々なことをいじれますが、一番びっくりするのはそう。射精箇所選択ですよね!まぁ、自分はエロゲーやってるくせにエロ部分ほとんど飛ばしている人間なのでまぁ正直どうでもいいんですけど、すごい画期的だと思うんですよね。いつもエロゲーってゴムしねえよなって思ってたし(外だからってしなくていいわけじゃねえがな。)ほかの部分としてはタッチパネルのUIがあるが、自分は使わなかった。なおOFFにもしなかったw小さくて気にならなかったしね。ほかはある程度普通だったと思うけど、一つだけ微妙な点があった、項目の最後で述べる。
次、その他。エキストラ関連は、何故か華乃のCGが一枚足りないけど、たぶん自分がどっかやり損ねてますねこれは…まあ、それは置いておいて、立ち絵鑑賞まであるのはさすがの一言、セリフも書けるし、完ぺきやね。ほかの部分としては、ボイスリピートやら、ログバックジャンプやらもう何もかもがある。あと、コンフィグを開いたときに各キャラがしゃべってくれるのはとても良かったね。いろんなパターンがあったし、個性も出ててとても面白かった。
システム面では今までやってきたゲームでも群を抜いてると言いたいところではあるのだけど…明確に二つ、もやりポイントがあるんすよねぇ
一つ目は、右クリックをほかのコマンドに設定できないところ。
これは、自分が悪いのだが最初にやった「アメグレ」が右クリック、コンフィグ画面だったこともあって、コンフィグ開きたいとき、ついつい右クリックしてしまうのよね。F10押すのでもいいけど、自分のパソコン、ノートパソコンでキーボードがFn押してないと反応しないから、めんどくさいのよね。ここは右クリックの役割を変えさせてほしかった。
二つ目は、ボイス登録関連。とても面白いボイス登録なんだけど、いくつか不満点があるのよね。まずは、バックログから登録するとき、複数個一気にやらせてほしい。なぜ一個登録したらバックログ画面じゃなくて、会話の画面に戻るんだよ!会話の画面から直接登録できるのに、バックログから登録するということは、過去の会話を登録しようと考えた時なはず。それならば、複数個登録したかったんだと考える場面も出るはずだ。そこができないのは非常にもったいないと思ってしまった。
もう一つ、ボイス登録とセーブが同時にできない。なんか複雑なんだけどさ。ボイス登録を押してから、セーブをするとちゃんとできるんだよね。でも、何故か、セーブをしてから、ボイス登録はできない仕様になっているんだよね。なんでそんなわけわからないことになっているんだ?セーブが慣れているせいで、絶対にセーブから押しちゃうんだよね。ここは、もう少し、柔軟に動いてほしかった。
この二点を加味して、システム面は「pieces/渡り鳥のソムニウム」と並んで1位とすることにする。では、次に行こう。
キャラ
キャラに関しては、一つ、めちゃくちゃマイナス要素がありますが、かなり高評価ではあります。
和泉智宏
くじ引き生徒会長であり、今作の主人公。
ある一点を除いて、かなり好きな主人公でしたね。冒頭は典型的なダメ野郎に的確に描写されていました。もちろんそれを見ただけでは自分の心証はかなり悪かったですけども、妹のすねをかじるのは親の遺産で後から清算するつもりだし、ボッチになったのも主人公のせいではあるけど悪いとは思わない。妃愛が言うようにやるときはやる男だということは、見てればすぐに分かる。等々、正直、序盤の時点でこいつ全然、クズじゃねえなとは分かります。まあ、エロガキではあると思いますし、それをボンボン言っちゃうのはちょっとどうなの?って思わなくもないけど、まあ、ゲームの中だし学生だしいいのかなって。
てか、序盤の詩桜先輩に起こってた時点でかなり好感度上がった気がする。変になよなよしてるやつよりよっぽど良い。どのルートでも、一生懸命頑張ってるし、ほんとにいい主人公だよ。自分だったら生徒会長とか絶対無理。てか、あの女子だらけの空間作っておいて平然としている時点でやばすぎなんよ。
はい、ただしですね。マジで気に入らんところがあります。なんで!こいつの顔は出ねえんだよ!!!!わたくしはですねぇ、カプ厨なところがあります。現在、単推しのキャラはSAOのシノンしかいません。後は、全部カプ推しです。つまり、好きな女キャラがどんなにいても男であるこのキャラとカップルにして考えたいのに、このキャラの顔が無いせいで推すに推せないんだよ!!!!
それに!顔あったらもう少し、説得力あると思うんすよねやさしげでイケメンとまではいかない普通の顔にしておけば、錦さんが懐くのも分かるし、主人公が顔自信ない様子なのも顔が分からんせいで二次元あるあるのどう見てもイケメンなのに勝手に評価下げてるのか、はたまた、本当に微妙なのかも分かりやすいしさぁ!!もう本当に気に食わん。本当にそこだけ。正直、この作品の文句、たぶんシステム面で上げたやつとこれだけ。これら無かったら多分夢の100点か99点だったと思うんだがなぁ…。
聖莉々子
立ち絵あるのにヒロインじゃないマン1
なんかさ、すさまじくもったいないキャラだよね。立ち絵もちゃんとあるし、熊本のボランティアの時もなんか出てきて、キャラ付けもある程度できているのに、結局、熊本の設定は未回収だし、出番あれだけって…。凸でなんか回収されるのだろうか。今やってる限りはなんもないのだが…。
新川広夢
立ち絵あるのにヒロインじゃないマン2
もったいねえよなこのキャラもVtuberのほうは、あすみルートで生きたとはいえ、コスプレのほうはもう少しなんかなかったんか?それに、なんであんなに主人公のことを好意的に思ってたかの描写あったっけ?あったらごめん。マジで記憶にない。なんか、ノーマルエンドもいくつか作って、ヒロインじゃないマンたちエンド作ればよかったのにと思うよ。
和泉里
生徒会顧問であり、主人公と妃愛の従姉
良いキャラしてるよねこの人。人間性っていう意味ではこの作品でもトップに好きかもしれない。
だからこそ、ノーマルエンド以外にもなんかほしかったね。結局、和泉たちに弱音というかほかの先生とのバトルを目撃するとかの描写0だったし、そこはかなりもったいないかな。単純に好きなキャラだし、もう少し深堀りが欲しい。
竜閑天梨
現役バリバリの読モ、生徒会庶務でもある。立ち絵あるのにヒロインじゃないマン3
凸の天梨ルートやってから書いているというのもあるのだが…。なんでこの子、今作でヒロインにしなかったんだろうなぁ。ハミダシ具合が足りてないわけではないのが凸で分かる。凸でヒロインになった時点で単純に、企業的な問題、納期的な問題としか思えない。このキャラもいいキャラしてるんのになぁ。真面目だけど、ギャルというか陽キャ集団の一員でもある。そもそも陽キャってハミダシてないの?読モって十分ハミダシてるでしょ?って思うしなぁ。う~ん、これも生かしきれていないキャラではあるがとても魅力的なキャラではあったと思う。
ちなみに、個人的には好きでも嫌いでもないです。好き寄りの普通。自分が陽キャのことが苦手なのがすべてかなと。
おかしいな。彩頃のクレアに結構似てる部分があるはずなのに、何の差なんだろうか。多分天梨のほうが騒がしいからかなw
次からヒロインたちになるんですが、個人的に好きな順番から話していきます。
錦あすみ
Vtuberであり、元ボイドPでもある、生徒会書記
この子、悪い人に騙されそうで怖いよね。初対面で雪景シキの大ファンだって分かったとはいえ、マジで好感度の上がり方やばすぎて結構ドン引きしたもんw (こういうところも主人公の顔が分かればなぁ)
それは置いておいて、自分のこの子の印象はとにかく可愛いです。引きこもりだけど、めちゃくちゃ芯はしっかりしてて、めちゃくちゃ素直で主人公が天使と呼ぶのも気持ちは分かるようなマジの聖人。
個別ルートに関しては、鳴門さんがあまりにも戦犯行為してるせいで何か無性にもやる展開だったね。シリアス作りたいからってあれはひどいと思ってしまうな。ドジがすごい人だからって、どう考えても一番重要な日付をなぜ間違える!しかも、全く気付かずに前日に鳴門さんが気付くわけでもなくってのは、ちょっと流石にやりすぎなのでは?すこし、ドジが過ぎると思ってしまう展開だったね。
ほかは、Vtuberの企業勢の苦労とかアーティストの心構えとか面白いことはあったね。
最初に紹介している通り、あすみは好き寄りの普通なんですが、理由としては、まず、単純に自分はVtuberがあんまり好きじゃないからというのがある。そのせいで、ストーリーが面白いけど、それだけで終わっちゃったかなというのがまず一つ。もう一つに、あすみのキャラクターかな。まず、ロリっぽいのあんまり好きじゃないのよねってのがあって、なおかつ可愛い以外があまり感じられなかったかなって思うかな。共通のお風呂イベントもやばすぎるけどなんだかんだ可愛いって感じになっちゃってるしね。
可愛くていい子が好きって人にはぶっ刺さりそうなキャラだなと思ったね。
和泉妃愛
大人気声優であり、主人公の妹であり、生徒会副会長。
このキャラはね~いいキャラだよね~。妹キャラとしてこれ以上いるのって感じ。まあ、共依存的な関係になっているのは、兄妹ものとしては良い展開だ~って言えるけど、普通に考えるとやばいと思うから、正直何とかしたいという気持ちがすごいですw
惜しむらくは、残念ながら妹属性別にそんなに好きじゃないっていうね。正直、義理の妹だったりするとそこそこ好きからめっちゃ好きになる気がするんですが、でも、そうなったらそうなったで、妃愛というキャラではなくなってしまう気がするのでね。仕方ないかなと。
個別ルートは、割と全キャラでも一番位、シリアス目で好きだったな。自分、シリアスが長かったりとか、そのままバッドとかはマジで死ぬほど嫌いなのだが、最後がハッピーなシリアスは逆に大好きまであるので、正直割と見てて、はらはらとドキドキが混じった感情が胸の中を渦巻く感じでよかったすねぇ。
ほかのルートとか共通ルートでは、他のヒロインとくっついた時にどうなるのかがすさまじく心配なキャラですよね。まあ、この作品のキャラみんな優しいからひよりんのことも尊重してくれてるけど、作中位話が進んでない段階ならいいけどこの先、結婚とかの段階でもそれなのは結構まずいよなあと思ったり…凸でどう描かれるかが注目といったところですかね。
個人的好みは好き寄りの普通といったところだったかな。簡単に言えば、ギャップ萌えがなかった以外完ぺきなんだけど。残念ながら実の兄弟の恋愛はかなり地雷に近い苦手なジャンルというかそういうもんなんで評価は下がる感じですかね~。でも、逆に言えば、地雷に近い要素あるのに結構好きっていうのはそれだけ、めちゃくちゃいいキャラなんですよね。あと、叫び声が面白いw
鎌倉詩桜
前生徒会長にして作家業を営む三浦大根。
えー、まず、私は自己中なキャラはマジで嫌いです。プレイした人ならこの時点で分かると思うんですけどこのキャラの第一印象。マジで終わってました。印象はマイナスどころか-50点くらいからスタートした感じだったと思ってます。
じゃあ、なんでこの順番で紹介してんだって話だと思うんですが、単刀直入に言えば、0点に戻るどころか90点にまくってきましたw人生でも初めてです。キャラの評価がマイナスからプラスまで上昇したのはw
まず、普通に共通ルートやるだけで、「あれ?割と、何かと理由つけてなんかやってくれるやん。なんだこの人ツンデレか?」ってなったし、割と、ちゃんとオタクやってるし、ひよりんに対しての対応とかめちゃくちゃ面白かったw
それで、なんでこんな人が生徒会やめたんだろう?そして、初っ端の主人公へのスーパー塩対応は何なんだろう?って思ってたけど個別ルートやるとそれもすごく腑に落ちました。
自分を曲げたがらないあの詩桜先輩が妹に迷惑しかかけていない主人公のごたごたに巻き込まれるならそれはあんな対応にもなるかなと。まあ、だからと言ってやりすぎな気もするけど、それをどうこう言える立場なのは主人公だけだしね。おそらく、どの世界線の主人公でも詩桜先輩のことを許すだろうし、特に問題はないと思う。
で、そのあとの展開なんですが、まぁ、ちょっと無理やり感はあったよね。私は、えー。先にハミダシクリエイティブ凸のあらすじを見てしまったせいで、なぜか詩桜先輩が留年するのが分かってたので、正直主人公が頑張ってるのを見て、「あーこれは、事故るな。」って少し前の段階から予測してました。
やったねぇ。これは。予測できてなかったらもっと違う感想持ったんだろうになぁ…。でも、結局、次回作の凸で高校生として登場させたかったからなんじゃねぇの?って思っても仕方がない展開な気がする。
あと二つ、イマイチポイントがある。
一つは、主人公だ。ほかのルートでは、主人公に役割がある。ひよりんは、兄という立場。
常磐は絵の手伝い。あすみは配信の手伝い。それそれちゃんとあるのに。詩桜先輩にはそれがない。すごいもったいない。世間からはみ出している感じもすごく薄い。明確な残念ポイント。
もう一つは、詩桜先輩の作品についてほとんど語られなかったこと。結局、どんな作品なのかとかどれくらい人気なのかとか主人公があまり本読まないせいでぜーんぜん分からずじまいだった。ほかのキャラが作品やら話題やらポンポン出てきてるから詩桜先輩だけ無くて悲しかったな。まぁ、弱に強調されてよかった説はあるけど。
旅に出るとか自分では全然したことないし、する気も全くないからすごいなぁってシンプルに見てて思ったよね。
個人的に、常磐がいなかったらぶっちぎりで好きなキャラだったね。多分今年出会ったキャラクターの中でもトップ3に入るだろう。
常磐華乃
イラストレーターののかであり、生徒会広報
このキャラはね。今年出会ったキャラクターで間違いなく一番好きだね。
自分の性癖はギャップ萌えなんですよね。このキャラからは、それをすごく感じたというのが一つ。性格はすごいまじめで仕事もバリバリできる。でもふたを開けてみれば、めちゃくちゃなオタクで動揺したり興奮したりするとすぐに口調がオタク口調に変化する。自信を持ったことが次の子までは失敗して無理だ…となったり。ギャップ萌えでしかない!
そして、主人公である和泉智宏にめちゃくちゃ合うのもやっぱりすごく重要だよね。同じオタクだし、性格も簡単に言えば合う。
それが、個別ルートでもある意味現れている。この作品は主人公のクズからの成長物語でもあるわけなんだけど。華乃がそれにめちゃくちゃ合う。抱えている問題の内容とか方向性自体は違うものの性格とかそこらへんが合ってるから一緒に支えあって成長している様子が良く分かる。まあ、割とこのルートだとハミダシ要素が最後には大体なくなっているような気もするけどw
このキャラも叫び声やら反応やらがいちいち可愛いんですよね。華乃とひよりの叫びはどのタイミングで見ても絶対笑うからw
キャラに関しては以上。キャラの面においておそらく1番良かったかなと思うね。
その他
えー他に語ってないことを書いて行こうと思う。
とりあえず、イラストについて、
キャラも背景もきれいだし可愛いし最高だよねって言いたいところなんだけどさ。一つ気になることがあって。それが、ヒロインの顔がほとんど一緒なことなんだよね。これ、割とイラストレーターさんあるあるだと思うんだけど、顔のパーツがほとんど一緒っていう。
特にこの作品においては髪型よ髪型。なんでほとんど全員一緒なんよ。そりゃ全く一緒じゃないけど、正直、髪色と少しの装飾と目の色だけじゃん、違うの。眼も口も鼻も眉毛も髪型も輪郭もほっとんど一緒。まぁ、逆にこれだけ違うキャラに見せれるのはすごいのかもしれないけど、これはイラスト書く人が書き分けがへたくそな人なんだなぁ。という感想を素直に持ってしまった。まぁ、カラーだし、実際は見分けつかないわけないし、実際可愛いからいいんだけども、気になったから書いておく。
まとめ
この感想を書きながら、何点にしようかずっと考えていました。残念ながら、不満点があるため100点にはできない。では99点か。確かにめちゃくちゃプレイしていて楽しかったが、やっぱり前述のとおり、主人公の顔が見えないのはマジで気に入らないので、この点だけで2点落ちると考える。つまり、97点かな。
アメイジング・グレイスと同じ点数になってしまった。どちらが上かを考えるなら、真面目な面白さはアメグレ、ギャグ的な面白さではハミクリ、キャラはハミクリ、システムはハミクリ、難しいところだが、ハミクリのほうが上ということでいいだろう。これにより、アメグレと連鎖的に渡り鳥のソムニウムの点数を一点ずつ下げる。
あえて言いますが、今作はかなり人を選ぶのではないかと思います。主人公以上に陰キャの人とかがやると滅される可能性あると思うし、自分は多分かなり二次元を俯瞰してみるタイプ。割と傍観者だと思っているタイプなんですが、これを作品のキャラに入り込むタイプで作品をプレイしている人はどう思うのだろうかとは思うかな。あくまで、自分がプレイしていて本当に楽しかったということで97点なので、悪しからず。
まさか、こんな早く自分の中のエロゲーの1位がひっくり返るとは思いませんでした。でも、まだ97点上は目指せるんでね。これからもエロゲーを楽しくプレイしながら、100点と言える作品に出合えればいいなぁっと思っております。