あまり値段のことは言いたくないがこれで1000円(DLsiteの値引きを含めた価格)は割高である
フルプライスのゲームでもフリーソフトでも面白ければ貴賤はないとは思うが、
これはもともとフリーソフトレベルのものにプロ声優とフルコーラスの主題歌をつけて無理矢理売り物にした感を強く抱いてしまった。
DLsiteだとゲームの内容をボイスドラマにした音声や台本がついてくるけどもそんなおまけをつけられてもなぁ。
(BOOTHだとさらに値段が上がって2000円、声優のおまけボイスとスタッフ本がついてくる・・・完全に特典の方に高価な値段がついとるやんけ!)
ノベルゲームならではのテンポ、画像を使った演出のキレは、あーおぅんごぅるはさすがベテランライターだなと思った。
サイトの情報などを見るとかなり悲劇的な鬱ゲーのような印象を持たされるがそんなことはなく、
いわゆるギャルゲー的なコミカルシーンが半分以上を占めるし、エンディングも希望のあるものです。
case.1とあるのできっとおぅんごぅるが短編を作りたくなった時はこのシリーズでやっていくのでしょう・・・
このゲームでよかった点は、風花ましろ(優希役)のダウナーな演技が聴けたこと。
完全にニルハナのカスリの人のイメージでしたが、普段わりと高い、キャピキャピしたギャルゲー声を出している声優の、
演技感が控えめでけだるそうな演技というのは惹かれるものがありますね
・・・うーんつまり声優の演技しかよかった点がないということにも。