楽しくプレイさせてもらいました。印象に残るシーンも幾つも有ります。 設定を何度も何度も重複して押し付けてきて、そして設定の裏をかいた離れ業で話を展開、終わらせにかかります。また、どう考えても途中で力尽きているだろう、という主人公も話を終わらしにかかります。そういうのが気にせず話を楽しめるなら、問題なく名作だと思います。人を引き込む力のあるシナリオだと感じました(結構ネタがばれています→)
アーチャーVS主人公 →どう考えても主人公の負け
葛城(だったかな)VSセイバー →どう考えてもセイバーの勝ち
金ぴかVS主人公 →どう考えても主人公の負け
黒セイバーVS主人公 →どう考えても主人公の負け(セイバー手抜き?)
言峰VS主人公 →二人とも無理が利き過ぎ
などなど、クリアしてから気になる事が多すぎる作品でした。(クリアしてから一年以上経っているので細かい事は忘れていますが)
けれど話に引き込む力が強くて、それら気になる事を無視させるものもまたありました。こういう話が好きだから、というのもあると思いますが。
ちなみに桜ルートのもう一方のエンドが一番綺麗で好きです。桜の名に相応しい贖罪のエンドだと。
個人的には95点かな。セイバーシナリオのセイバーにあらわれているように、セイバーの精神的な危うさが、微妙に受け入れられなかったのが、残念。
評価で値段を表すなら、7,000円前後です。