リリアーナ、名前の響きだけでお前が一番だわ・・・
・絵
すごく丁寧でコミカルで魅力的のある画風。ただ、セガサターンやそれより前の98で見かけたような絵柄。何かと考えた結果、出た結論は「塗りと色数の少なさ」だった。事実がどうかは知らないけど、昔の色数の少なかった時代に見かけた配色と塗りだなぁ、と。いい意味ですが。
・カード
プリンセスうぃっちいずよりは楽しめた。あちらは予定調和を満たしてコンボによる爽快を楽しむ。こちらはある程度駆け引きを楽しめる。問題はカードゲームがシナリオに反映しないこと。勝ったのに「ふん、そんなものか」とか言われて心が折れる。カードと関係ない必殺技を文章による戦いで広げられて、それはそれで熱いんだけど、「じゃあカードゲームって何なの?」っていう・・・
↓ネタバレ感想
・シナリオ
主人公二人がいらない。魅力が無いのにエッチ見せられて逆にウザイ。これセックスでなくて、キスとかでよかったと思う。何歳設定か知らないけど、妙に幼い主人公が淡い恋心と友情で――くらいの方がまだ燃えてた。急に入るセックスと執着心がキモすぎて、他の姫とのギャップが酷い。特に国に貢献してないのに、王子の座に執着する意味ってあったのかな?別人として生きていきます、じゃあだめなのか?それでアレが復活する頃に立場に目覚めるのでもよかったと思うんだけど。うーん。
他の姫は割りといい。でも「しほお~(裏声)」、これ誰か止めてやれよ・・・あとは「誇りを打ち砕く」ってどうなんだろ?プライドを持って戦うのは別にそれを折るためじゃないだろう。ハンマーとの戦いならともかく、イーリス戦って礼儀を持ってのフェアプレイだったはずなのに。まあ主人公は思いのために戦う彼女の相手を前日に寝取る外道だけど。
「何でぶつからなかった?」→バスケだからじゃね?
リリアーナだけが潤い。