(GiveUp) 能力バトルなのに当たり判定がふわふわ。クソゲーとまでは言わないが、ボタンの掛け違えというか、噛み合わないというか・・・。
全体的に泥くさい試合で弱い部分でバランスを取ってるのは好感が持てた。イベントは唐突すぎてモブすら出番がないが、それはそれでまあそのうち有りかと思うようになった。
「さすおに」については主人公が全力で挑んで負けるので、称賛よりは激励であることが多かった為鼻につくことはなく、むしろ愛らしい妹と強い結びつきのある兄弟が書かれていて良かった。
とりあえず優希ルートは論外。誰にでもできていつでも〆れる話。数少ない近接なのに最後がアレなところがスタッフの興味が無いのがわかる。魅力を引き出す方向で話を用意されなかったかわいそうな子。
美涼が一番キャラのブレが少なくて面白かった。
愛華は微妙にブレながらも優希とは違い意味のある挫折に成長を感じた。
問題は愛華ルートのえま。あの模倣やる必要あった?高みがー高みがーと人には言うくせに自分は人の魔法盗んでドヤ顔。これのせいでプレイが止まってる。攻略したくないヒロイン用意されてもなぁ。
あの後ちょっとプレイしたけどいよいよクソゲーになりそうだったのでここで終了。スタッフ自身が破滅に対しての危機感を持ってたなら「もうこの時点で話の引き延ばしなんかやってる場合じゃない」と気づいたと思うんだけどね。世界を救わない方が面白かった作品。