及第点には達しているが租が目立つ。伏線はそこまでのものでもない。
最初のつかみはミステリーという感じが出ていてよかった。
しかし本ルート?に入るまでの話が7割ぐらい被っているのが怠い。この話聞いたよ…って感じのものを何回か見させられる。未読なのでスキップも不可。ヒロインといい感じになる道筋も大体一緒。めちゃくちゃ強制スキップを使った気がする。
本ルートに入ったら謎は一応解ける。そうだったのかという感想とそんなもんかという感想が入り混じる。驚愕するというような素晴らしさは感じない。
感動するシーンとかもまぁまぁあるのでそこはいいのだが、CGの使い方が下手。もっとキャラに焦点を当てたCGを使ってくれないと感動できるはずのシーンも濁る。後は何で目を描かないのか意味不明、何かあるのかと思ってしまった。
設定とロジックはそこそこの出来ではあるのだがライターのシナリオ力不足とQC不足が目立つ作品である。