三部作最終章、最後までぶれることなく作りきったことに賛辞を送りたい。M系草食系男子に送る至高の作品。
三部作全てでの総評をさせてもらいます
良い点
物語としては良くある魔物との共存を描いた作品
しかし、この三部作にも渡る長編物語全てで主人公は犯されてしまう
こちらからの攻めは一切無し、ただただ犯されるのみである
この一方的なシュチエーションのみで作りきったことは素直に凄い
物語にしても、それぞれの人物の意思や思いがしっかりしており
ある程度の見せ場が設けられているので、物語に没入しやすい
戦闘バランスは絶妙の一言
簡単すぎるわけでもなく、ちょっと油断すると負けてしまったり、油断しなくても負ける時があったり
HPとスキルと防御と攻撃のみで構成された戦闘のはずが、プレイヤースキルが重要視される
ある意味要点が少ないおかげでの戦闘バランスと言えるかもしれないが
プレイヤーにとっては単純であることが、決して単調であると言えない作りこみになっている
H部分に関しても、受けシュチのみと限定された中でありながらも
様々な犯され方を表現しており、飽きさせない作りとなっている
どちらともとれる点
絵のばらつきが大きい事
確かに一人で書くにはあまりにもキャラの数が多くて、難しい事も重々承知している
しかし、それでももう少し絵の方向性を決めてもらいたかったのも事実である
ただ意見を返すと、これだけ作風の違うキャラが混在していると
自分の嫌いなキャラも当然でてくるが、自分の好きな作風のキャラとも出会える
一つに定まっていると、それが嫌いなら全てが嫌いになってしまうが
ばらける事によって、ある程度選り好みが出来るのは良い点と言えるかもしれない
悪い点
これは物語上仕方の無いことかもしれませんが
終盤に出てくる敵が殆ど天使ばかりになってしまった事
天使が嫌いって訳ではありません、ただ敵種族が限定的になってしまった事が残念だなぁと
おそらく作者もこの苦悩を感じながら作っていたのではないでしょうか
総じて褒めるばかりになってしまいましたが、自分がこの作品を終えての感想です
とろとろレジスタンスにはこれからも期待してしまいそうです