前作LOVERSで誰もが感じたであろう、シナリオを続けることの言いようのない苦痛。あの苦行を知っている人なら少しは共感してもらえるとは思うのですが、今回このシナリオの短さは妥当だし、理想と言えるのではないかなと思ったりもします。
色々と想起させるようなシナリオで、ここの何件かのレビュー（感想）を見ていると、人によって受け取り方が違うままシナリオを進めている事がわかる。
現実と記憶の中で揺れ動き、ぼやけたシナリオの境界線が揺れ続ける演出は個人的に嫌いじゃない。
だが、今回はそのシナリオなんて正直どうでもいい。
この動く動く、アニメーションの優秀さ。
間違いなく今後への高い期待感を残してくれた。
どこのメーカーもこの水準に到達するのは正直困難だとは思うけど、それでも高い可能性を見せてくれたは間違いない。
いつもはシナリオが得点の大半をしめていましたが、今回は純粋にエロシーンをメインに高い点に引っ張り上げてくれました。
短くてもこのクオリティが出せるなら全く不満はありません。