復讐のために妖怪と憑依合身してエロエロ展開するという低価格抜きゲ。キャラデザインとノリは悪くないです。ボリュームやゲーム性がないのは残念ですが、2000円程度の値段であることを考えるならコストは悪くないです。電波ソングのOPがわりに好き。
復讐のために妖怪の力を借りての陵辱という話なので、もっと陰惨な感じかと思ったのですが、終始バカなのりで明るい感じです。エッチシーンもどちらかといえば軽く楽しくなノリです。主人公がいい意味で陽性のバカで「俺は天才陰陽師」とかいうので、ソフトハウスきゃら作品あたりの主人公ぽい性格をしています。シナリオの方向性としてはそふとはうすキャラあたりの「ほのぼのレイプ」です。抜け首の特殊能力が糸使いだったり、妖怪憑依で力を発するなど、作中でも名前だししていますが「地獄先生ぬーべー」や「ぬらりひょんの孫」をあきらかにネタにしています。ストーリーメインではなく、ギャグとエロ主体のゲームなので別にかまわないレベルでしょう。ネタを借りて、さらなるシナリオとエロの増加は容易にできそうです。低価格のためボリュームがあまりなく、シナリオ展開が急でイベントが少ないのが残念です。バッドエンドを含めてエンドは５つ。最初はMAPをまわって妖怪を回収してエッチというシステムですが、たいして数が無いので簡単にクリアできます。キャラのフルプライスでゲーム性や日常イベントの増加、もしくはBISHOPあたりで複数妖怪との合成によるHイベント増加やHシーンの質向上などができればもっと面白くなっていたでしょう。藍里は特定エンドがなく、キャラがいいだけにもったいないです。内容が物語中心ではないので、今回のヒロインとは結ばれないパラレルな世界で別ヒロインといちゃつくアナザーの続編も作れるかもしれません。
・画廊（CG）20枠（差分4，5枚）
・回想20（アニメ入りHシーン３）
飛鳥７（アニメ１）、ゆきひ６（アニメ１）、飛鳥＆ゆきひ３Pが１。藍里１、藍里＆栞（憑依してのふたなりレズ）１、栞（アニメあり）４。
・歴史（メーカー過去作品の紹介）