これは良い背景資料ですね
背景ＣＧの質と量がヤバい。そしてそれを活かした演出。
ゲーム進行のほとんどがイベントＣＧで、
普通に立ちグラが表示されて普通に喋る場面のほうが少ないとか贅沢すぎます。
瞬きと口パクでもう全編アニメーションのような錯覚を受ける。
ムービーも素晴らしかったです。
でも、それだけ。
やっぱり原画が好きになれなかったのが痛い。
目がちょっと縦長なんだよなぁ。あと頭の比率、眉から上の割合が大きすぎる。
分かってたことだしそんな致命的な欠点でもないので、
物語に没頭してしまえば気にならなくなると思ったんですが、その物語がイマイチだったという…。
髪の描き方とか、笑顔や眠り顔などの閉じた目は上手いし、線の安定感は期待通りでしたけど、
もう七尾絵のゲームは買わないかも知れません。
別絵師の男キャラも嫌いではなかったですが、やはりこちらも眉から上が広いことが多いのが気になりました。
以下愚痴。
宮村みやこにあまり魅力を感じなかった。
容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能。それだけならまあ良いんですが、
それを自ら誇示するってのに萌える人は少ないんじゃないでしょうか。取って付けたような大食い設定も誰得だし。
あとこれは個人的な問題なんですが、声がマブラヴの純夏にしか聞こえなくて困りました。
まあこっちを先にプレイしなかったのは幸いでしたね。
新藤景もイマイチでした。
まず声がミスマッチ。どう考えても妹キャラじゃないし。
友達ポジションで背が高いスポーツ娘とかだったら合ってたと思いますが…。喘ぎも微妙。
普通のツンデレとして見ても完成度低いですし、第二章で攻略するときは義務感が募るばかりでした。
第一章でフラれた時はあまり可哀想に思わなかったので都合が良かったですが、
それでも二者択一な展開は大嫌いなので不快でしたね。
パートナーとなる堤京介が遊び人っぽいのも肌に合わず。
と、前編をクリアした時点ではイマイチな評価でした。
ボリュームも少なかったですし。え、もう終わり？みたいな。
ファンディスクも微妙らしいですし、要らないとこで評価下げてますね。
ぶっちゃけ後編だけでも楽しめるような気がします。
あぁでもムービーはこっちのほうが良いな。
ともかく、全ては優子ルートへの通過儀礼って感じですね。