コンシューマに移植する気が微塵も感じられない大作!
(戦闘システムについて)
本格シュミレーションゲーム。100をゆうに超えるキャラクターに対して自在にスキルの割り振りが
できるほか、装備品にユニット編成、洗脳雇用と、軍団作成の自由度が極めて高い。
スキルの種類も半端ではなく、これまた100を超える。その上、死にスキルや強すぎるスキルがないよう
きちんとバランスが管理されていて、製作陣の面白いものを作ろうという意識の高さが窺える。
その反面、プレイヤーに要求されるゲームに対する知識も半端ではなく、完璧主義者が完璧を
目指そうとするとデータ管理に歯がゆい思いをして疲労が溜まる。妥協しながら遊ぶのが一番楽しめると思う。
正直システム面では文句のない素晴らしいシュミレーションゲームだと思う。
(エロについて)
洗脳を軸としたハードなエロを展開する。天使やロリにも容赦ないのでS心が刺激されること間違いない。
一つだけ不満があるとしたら、洗脳の使い方だろう。エロに対しての洗脳の使うときの基本方針は、
”エロいことは普通” だと認識させるというものである。何が不満なのかというと、端的に表現すれば、
”羞恥心” が消えてしまうのである。羞恥心が消えてしまっては嗜虐心が満たされない。
非常に残念なことに、麦わら帽子に白いワンピースが似合いそうな、綺麗な心を持った少女でも、
洗脳を終えたら最後、アヘ顔ダブルピースがよく似合うドMのビッチになってしまうのである。
私の息子もげんなりである。よって、キャラクターから羞恥心を奪うのは感心しない。
私は、羞恥心を洗脳で増幅させて、強制的にエロいことやらせ、ヒロインたちが絶望する姿を見たかった。
これこそがSの嗜みというものではないだろうか。
フラグ管理が非常にシビア。選択肢一つミスするだけで簡単にフラグが折れてしまう。
運命とは御し難いものだと製作者が暗に教えてくれているのかもしれない。
(総評)
「これこそがエロゲームだ!」と思えるような遊べる作品でした。
コンシューマに移植する気が微塵も感じられない大作!