面白くはあるが締まりが悪い
(以下、ツイッターで書き殴った感想を少しいじった程度の文章)
全体的にかなり面白かったが締りが悪い。
オカリンの復活イベントが2回もあり、(スターダストをノーカンとすれば)最後に見るのは強制的にアルタイル、というのが微妙。リコグナイズ・アルタイルルートはスティグマからの使い回しが多い上に真EDを見るためにまた通らなければいけないのがどう考えてもおかしい。オートマトンである程度回復した萌郁の株がアルタイルで(とくに大した意味もなく)また暴落するしそもそもアルタイルは終わり方が中途半端すぎる。回収されてない伏線もかなり多い(かがりの親戚が見つかったという話、新型脳炎、かがりに調教された萌郁、諸々その他)。
真EDも微妙だしぶっちゃけリナシメントで終わりにすれば良かったわ。
てかフォーントリガーが面倒すぎて結局攻略サイトに頼っちゃった。ロボノといいシュタゲといいもうちょっとまともなシステムを作れないのか?あとセーブ数も足りない。
終わり方はともかくシナリオの大半は面白いし、新キャラの真帆とかがり(ソリチュードから分岐するルートのみ)はかなり良かった。新キャラだから当然だけど、本編ED後を描くアニメ版関連の媒体に真帆が出てないのは残念でならない。今後なんらか形で活躍してくれると嬉しい。
だーりんとフェノグラムはあくまでアンソロジーコミックにありそうな外伝的なシナリオだったのに対して、ゼロは本編と直接繋がっているように感じたので、その点ではシュタゲの発生作品の中でかなりマシな部類かもしれない。