期待しすぎた、というのもあるとは思うけど、前作の「はるるみなもに」と比べると明らかに数段落ちる。ただ、相対評価だと良い印象がないが、絶対評価ならエロのレベルは高い所にある。
はるるみなもにと比べると、次の点で明らかにパワーダウンしている。
「エロさが足りない！」
エロゲに最も重要なもの、それはエロだ!
シナリオが面白いとかゲーム性が高いとか、そういうのを求めるなら一般のゲームをやれば良い。
エロゲをplayするのは、エロが欲しいからだ。
そういった意味でコロラムは、次の点で前作に劣っている。
・EVENTグラフィック
・シーン中のメッセージ
・妹キャラの変態度
はるるみなもにのグラフィックは、チャレンジングなカットが多かった、
一方でコロラムは、良く見掛ける様なカットばかりとなっている。
キャラクター自体は可愛く描かれているが、惹き込まれるような魅力は無い。
コロラムの主人公は人の心の声を聞くことができる。
これによってエロシーン中のヒロインの心の声を聞くことができるが、
それによって息も絶え絶えな所で唐突にスムーズな声が聞こえてきて、
そのギャップでエロさに水をさされたような感じになってしまっている。
クロシェットと言えば、変態どエロ妹キャラが凄くいいエロ要員になっていた。
しかし、コロラムでは変態どエロではなくなってしまっている。
クロシェットのゲーム開発周期と、昨今のエロゲ業界の失速具合を考えて、
既存のエロゲ販売チャネルでは最後になるかもしれない作品だっただけに残念だ。
出来る事なら、次回作に期待したい。