かみさまが沢山登場するが、それらに関する深い話は全く無く、かみさま達と過ごす不思議な日常を描いた作品。男の娘がおり、そのルートがかなり良かったので+10点。以下その話
男の娘(厳密には違うが)との恋愛を、ちゃんと性別の葛藤を含めて描いた作品は、はぴねすの準にゃん以外思い浮かばないが、これは完全に超えたと思う。
お互いがゆっくりと、ためらいながら、時には引いたりもして、性別の垣根を越えていく様はとても良かった。
ただ、杏子が女にも男にもなるので、純粋な男の娘ではないため、そこら辺をどう受け取るか。
個人的には、葛藤のベクトルが若干変わってくることも含めてそれもまた良し。
不満を上げると、男の娘嫌いのユーザーに配慮したのか知らないが、女の状態でのHシーンばかりで、男の状態でのHシーンが一回しかないこと。
しかし、そのシーン自体はおまけ的な扱いじゃなく、ストーリーの大事な部分で、変にごまかしたり、ぼかしたりしなかった点は評価したい。
その度胸があるなら、シーン数も増やせるだろ、とは言いたいが。