「食い合わせ」が悪かったかな……？
ライトめな設定に反して、全体的な展開はシリアスに寄せてあるのだけど、じゃあその設定は不要なのかというと、そこまででもない、という感じで、読む側の予測というか、期待というかと少しズレて進んでいく感じ。
ライトな作風で進んでいくのか、と思って読んでると急にどんよりとした空気になってきて、切った張ったの連続になるので、読み進めるのが辛くなってきてしまう。
どうすればよかったのか、と聞かれると、正直なところ答えを見つけられないのだけど、そんな印象。
そんなわけで、切った張ったの部分をほぼマルッとカットできた（既読スキップを使った）コレットと、およそメインシナリオと関係の無いクロエ・カエデのルートが一番良かった。楽しかった。あとはちょっと渋い顔になってしまう……。