シナリオが強化され、ゲームパートは難しく…
でぼの巣の神楽シリーズというのは大体ゲームパート+陵辱シーンが中心でシナリオの本筋は重視されていない節があったが、本作はキッチリしたシナリオの枠組みが与えられている。一方で、花莚譚→追加シナリオ→訪神歌という流れでないと話の節々が分からないということもありうるかなとは思える(追加シナリオ未プレイだった)。
ゲームパートは過去の神楽シリーズに比べて遥かに難易度が上がっている。イージーでさえ難渋するのは過去経験が無い。新しいギミック・妖怪も増えている一方で、雪女がいないため個人的には結構ショックを受けた。
来月(2016年12月)には同社から「廻るセカイで永遠なるチカイを!」がリリースされる予定であり、しばらく神楽関係の動きは無さそうであるが、次はどうなるであろうか?花莚譚・訪神歌はこれで〆という印象が強く(トメ様いないし)、次は本当に完全新作となるであろう。
どうもここ最近あまりでぼの巣製作所では担当することのなかったライターを招いて、従来いささか不十分な節もあったシナリオ面を補う方針であるように見受けられる。よりよくなっているであろう、でぼの巣製作所の次の作品にも期待をしたい。