大人のずいずいずっころばし!
(※修正パッチが必要なバージョンの場合は、まずパッチをあてましょう)
1作目をやってからのほうが楽しめます。
ストーリー的なつながり以上に、本作の前振りとして1作目があるかのようにすら思えます。
ヒロインは、1作目の評価にもあるとおりの姉御肌で、元気なエロさが売りの非常に魅力あるキャラです。
前作では相手の大学生をリードする様子がいい具合だったのですが、本作では打って変わって元男優にメタメタにヤラれます。
彼女が快楽に負けていく様子は非常にエロく、シチュエーションが限られているにも関わらず飽きずに楽しめます。
また多少おまけ的なストーリー展開もあり、キャラゲーほどではありませんが、エロ以外の要素でも楽しめました。
(以下、ちょっと長いですよー)
このシリーズの特徴として、いわゆる『寝取られ:完堕ち』を期待すると消化不良と感じるようです。
そもそも夫の健二が「自分とする時より感じてほしい」と希望してますので、妻の体にどんな快楽が与えられても健二業界ではご褒美です。
寝取られの雰囲気もありますが、『夫の認識よりずっと気持ちが傾いていた……』という程度のライトな寝取られ感が基本です。
エロの隠し味としては効果的でしたが、その程度です。
CGはHPギャラリーで公開済みのものもかなりの破壊力がありますが、それ以外も秀逸です。
29カット中
エロ25カット
家族団らん2カット
その他2カット
差分が効果的に使われているため、カット数に比べて満足度は高いかと思います。
しかし立ち絵は服装バリエーションが乏しく(着衣、半裸、全裸の3つ)、ストーリー上不自然な部分が散見されます。
この辺りはもう少し頑張ってほしいところです。
(スタッフルームに言い訳がありましたが、まさに言い訳ですw)
声優さんは、もうハマリ役でしょう。
今回は1作目に比べてフェラやキスが多めだったり、表情・表現のバリエーションが増えていますが、どれもいい具合でしたので特に死角はなさそうです。
システム的には、エフェクトが地味ながら効果的だったのを除けば、プラス面で特筆すべきことはありません。
ウィンドウ状態で画面サイズ変更が出来なくなったのは残念です。
全体構成としては、シーン回想で健二視点の破壊力のあるシーン(修正パッチ部分)が選べないなど、もう一つという感じがありました。
また夫視点のあとに妻視点のシーン回想を見る必要があるのですが、このTeam.NTR定番の流れが1作目や他ゲームを知らないと不親切に感じるかもしれません。
シナリオは全体的に秀逸なのですが、妻視点でのモノローグが後半減ってしまったことが残念でした。
夫から明確に見えていない部分以外、夫視点とあまり違いを感じない展開なため、今一つ突っ込み切れていない印象で物足りなさを感じました。
夫と妻の視点で若干の不整合(メール関連)があったりと細かい部分は残っていますが、大きな箇所は修正パッチで修正されたようです。
不満のマイナスを考慮しても、補う部分が大きいのでかなり高得点です。
コスパも考えれば100点でもいいかとは思ったのですが、不満を1点ずつ引いて96点に留めておきます。
買い方によっては割安なセット販売もあるようですので、気になる方は是非1>2と通しでプレイしてみてください。