全て終えて最初に出てきた言葉→→生きててごめんなさい
長所
シナリオは論点のズレがなく哲学めいてて深く考察できる点は素晴らしく思えた
着地点もあえて結論を出さずに答えをプレイヤーの想像に任せる終わりかたで七烏未さんらしい終わり方だなぁと思え、いろいろ考えさせられる話だった
題名の意味も「どうせ2つの意味がある系だろ」と最初に思っていたが2つどころではなかったね
もっと言えば表パッケージ絵も意味を持ってたね
そりゃ気づかないわこれ
日常会話のキレも素晴らしいまでの七烏未さん節、人を選ぶだろうが自分はとても好き
短所
シナリオ以外がどうしようもない
エロなんてオマケ以下だし無くてもいいよっていう人向け、もっと言えばテメェらのイチャラブなんて興味ないからシナリオはよ進めってイライラする人にとっては最高のゲーム
逆に言えばエロゲらしさがほぼない
エロいらんとかいう人、このゲームをやってほしい。どんだけエロが大切か再確認できるだろう
あとプレイヤーにとって不快と感じるキャラがおそらく出てくる、特に主人公
体験版の主人公と奏√突入後の主人公の差とかマジで酷い、分からねぇじゃないんだよ鈍感
人によっては先輩も不快に感じることもあるだろう、あの人攻略できなくて本当に良かったわ
そしてシナリオもなんかどっかで聞いたことある持論をちょいちょい披露される、しかも06以降に発売された作品で
例えば「宇宙って神様の都合のいいように作られてるんじゃないかな」ってとこらへんで某真紅カワイイゲーを思い出したりとかなんとか
これはどうしようもないことではあるので、このゲームに興味があるのならば全プレイ数の少ないうちにやることをおすすめする
まとめ
全√終わって感動したって人も多いが、自分は全√終わって主人公より恵まれてる環境にいるのに何も考えずダラダラ生きていることが申し訳ないと思え(大学生です)、自分を見つめ直すことを促された作品だった
ハァ……