終盤の凪ルートは悪くなかったがそれ以外がイマイチ
SKYプレイ済み、ZERO未プレイ
《ストーリー》
月詠、茉緒、ユーリ、凪
いずれのルートも「海神」視点で描かれるので同じシーンを何度も見せられるのは少しマイナス
全体的に戦闘が雑魚、ボス問わず因縁が薄く盛り上がりに欠ける感じでした
雑魚敵は大半が「亡霊」なので物言わぬ躯、襲われたのでとりあえず迎撃するだけ
ボスに関しても直翔は「府嶽から命令された」から主人公と戦うだけだし、岩永中将も「軍人として府嶽の命令に従う」から戦うだけ
そこにどうしても主人公と戦う理由はないし、とりあえず立ちはだかった敵を倒しただけでスッキリ感が無いです
途中まではパッとしない印象でしたが凪ルートに入ってから化けました
他三人のルートの二倍はあるボリューム、怒濤の伏線回収とそれまでの印象を払拭して悪くない出来
ただ全体的に熱くなれるポイントというのは少なかったのが残念
《ゲーム性》
システムはSKYの正統派進化といった感じですね
ただMAPが全体的に狭い、同時出現する敵の数が多い、その上雑魚ウイルスすら割とタフいのでタコ殴り死が何度かありました
タックルですら初期状態では装甲がついてない仕様のため暫くコンボにも難儀
オマケにボスは精度の高い回避行動をとって来るので育成中の武装で臨むと涙目になる事も・・・
戦友要素の搭載で育成に更に手間がかかるようになったのも辛い
そこらを乗り越えてコンボをガンガン入れる時期になると楽しい! となって来ますね
割と批判的に書いてますけど、凪ルートクリアまでかなり熱中してプレイする事が出来ました
中盤以降は戦友育成も含めて、普段使わない武装を組み込んで色々コンボを考えてみたりもしました
《総評》
SKYをプレイしてるとどうしても物足りなさが残るかなぁ・・・という感じです
全体的にサクッとしてるのでキャラに対する愛着も沸き辛いのが拍車をかけてるかな
SKY未プレイ、バルド初挑戦というならこれ1本で満足できる出来かと思います