良くも悪くも登場モン娘の多さが売り
限界シリーズ最新作の発売を見て積んでたのを今更プレイ
前作クロニクルはプレイ済み、ただし内容はうろ覚え
本作クリスタルは本編はクリア済み、クリア後のダンジョン（封印区）で放置中
備忘録代わりなので思った点をザッと記載
《モンスター娘が多い》
良くも悪くも本作の最大の特徴はこれ
ＤＬＣ込みで総勢８０以上のモンスター娘がＰＴキャラとして使える
ただしこれに関しては良い点、悪い点が多く存在する
【加入時期】
本作は物語が序章、１章～６章、終章、余章（クリア後）に分けられている
章毎に加入するモンスター娘が決まっているので、目当てのモンスター娘が後半の可能性がある
自分はモンスター娘の一人「ルルシィ」が好みだったが、加入は本編クリア後の余章・・・
目当てのモンスター娘が後半、クリア後に固まっていたりすると少々辛いと思った
【ステータスやスキル格差が酷い】
一部のモンスター娘が救済措置なのか、優遇なのか非常にステータスが高く設定されている
特に１章で加入する「ドラゴンメイド」は火力面で群を抜いている
スキルに関しても使える、使えない、中途半端な構成の物が目立つ
本作はモンスター娘の衣装（下着）を付け替える事で４種のスキル構成に変更可能
物理系、魔法系、ヒーラー系など簡易的なジョブチェンジのようなシステム
これに関しても物理系、ヒーラー系として完成したスキルを持つモン娘
物理系、ヒーラー系なのにスキルが欠けており、４種のスキル構成何れも運用し辛いモン娘
他のモン娘と比較して、明らかに下位互換と言えるスキル構成のモン娘も存在する
戦闘自体の難易度もそこそこ高いので、完全な趣味ＰＴで組むと苦戦しがちなのが悲しい所
【掘り下げ】
キャラ数が多いが各キャラの掘り下げはそこそこやってくれる
個別会話は勿論、モン娘同士の意外な組み合わせの会話も見れる
自分は見ていないが封印区が終わった後の告白イベントはグッと来るという話
【キャラ育成】
育成要素としてあるミニゲームをクリアするとハート、スキル、セパレートの３つのミニダンジョンが解禁される
それぞれ好感度上限解禁、固有スキル解禁、ブラとパンツの個別装備が解禁される
ミニダンジョン自体も中々凝った物が多く、ダンジョンによっては雑魚敵が非常に強い
総勢８０以上のモン娘全員分をクリアしようと思うと骨が折れる
逆に言うとこの要素だけで長く広く遊べるとも言える
またこれらのダンジョンでは改築に必要な【建材】を入手する事が出来る
仲間になったモンスター娘は宿屋で待機するのだが、その部屋を４回まで改築する事が出来る
改築を行うと好感度上昇量が増加、更に待機時の獲得経験値が増加する
最大まで強化すると冒険に連れて行かずとも１００％の経験値を獲得できる
この改築を行わない場合、獲得経験値は確か３０％
ミニゲーム＋ダンジョン３個攻略を行おうと思うと１キャラ１５～２０分程度は要する
そのため攻略をサボっていると主力、待機で徐々にレベル差が開いて行く
普段とは違うモン娘を使おうと思ってもレベル差が１０近くあると少々辛い
モンスター娘に対する愛を注ぐ要素、推しキャラ育成としては良い要素
ただ上で言った通り、経験値に直結する要素があるのが少々ネックだと思った
《その他》
物語的には意外と真面目な話をしているが、話の根幹がパンツ＆ブラなのでバカゲー
ラッキースケベ多し、下ネタもガンガン盛り込まれている
雑魚敵は名前、見た目も中学生が考えたレベルの卑猥具合、下ネタに抵抗ある人は回避推奨
ＤＲＰＧとしては硬派な感じで難易度はそこそこ高い
この手のゲームに慣れていない人がプレイすると少々苦戦するかも
ダンジョンの作りも難しすぎずギミックが良い感じで配置されている
「オートパイロット」で一度マッピングした場所まで自動で徒歩移動が非常に便利
様々な要素が配置されているが、無理に使う必要性が無く冒険が詰まった時の救済措置程度なので煩わしさも少ない
モン娘周りがもう少し整備されていれば本当に良作だった