物足りない
《シナリオ》
全エウシュリー作品の中で一番出来が悪い
細かな点まで上げるとキリがないので特に気になった2点を挙げる
・やたらと音楽がプッシュされてる
絆を繋ぐ、想いを届ける手段として本作品では音楽が度々登場するがそれが非常にクドイ
試練何かそっちのけで演奏の練習してるし、仲間との絡みも音楽分多め
シナリオの50%は音楽関連の話題で占められてるんじゃないかと
一応終章で音楽をプッシュしてた理由は見えるには見えるんだが、物語のテーマが”音楽によって紡がれる絆”とかなら良かった
しかし本作は神の戒土の後継者候補を目指し、様々な試練を乗り越える作品なのでもう少し試練の描写も入れてほしかった
エルド一行以外の後継者候補の動向は殆ど明らかにされないし、何人が脱落したのかと言った内容も見え辛い
試練にしても大半が敵を倒して地域を制圧せよといった試練ばかりで消化不良
・仲間が次々と加入する
仲間が加入するのにイベントが1~2回程度で加入、そこからの掘り下げも殆どないのでイマイチ愛着が沸かない
会話パートに関しても大体エルド、ラヴィリエ、ミストリアの三人で終わるので余計に他の仲間が空気
《ゲーム性》
作業色が非常に強い
地域コンプリートの際の条件が大体被ってるし、クリア条件に関しても大半が敵を倒して終了
高低差の概念、水地形、空地形もあるので基本的に飛べるキャラ(大体ノエリア)が無双するゲーム
経験値の概念が符に置き換わったので敵を倒すメリットが無くなったのも作業色を強くしてる
また神力ゲージの関係で必要神力が低いキャラが優先され、自分の場合はエルド、ラヴィリエ、ミストリア、ノエリア、ネコルで大体解決するゲーム
他のキャラが出撃可能になる頃には大体敵側が壊滅しているという・・・
神力容量+3、出撃コスト-2が手に入るのが遅すぎたんだ腐ってやがる
神採りは神ゲーだったんだなぁと認識させられるだけのゲームでした