責めが温めで一貫性も無し。特務捜査官の割に無能っぷりが目立つ主人公もイマイチ。絵は個性的で好印象。
エリート特務捜査官の監禁陵辱モノ。
個人的には温めの責めと調教・陵辱の一貫性の薄さが気になりました。
公式HP等のストーリー紹介を見ると、「新薬の実験台にされ…」と書いてありますが、
実際に薬を使われるのは終盤で、シーン的には数回。
しかも、ルートによってはほぼ薬は登場しないまま終わります。
正直、色々な薬を使用される陵辱を予想していた私には肩透かしでした。
また、終盤に行くまではヒロインを陵辱したり調教したりする目的が曖昧で、
特に意味無く警備員に犯されたり、看守に犯されたりして方向性に一貫性がありません。
終盤はルートも決まり、ある程度調教に方向性が出るのですが、
終盤なので、無論数シーンしかなく、そこから強引にEDへ向かっていく印象です。
なので、大した調教も受けずにEDで性奴隷になっていたりして少々興醒めでした。
ヒロイン(主人公)はエリート捜査官とのことなのですが、簡単な罠にハマったり(しかも同じ手で2度も)
レイプされることへの覚悟がイマイチ足りなかったり、簡単に脱出できそうな状況を見逃したりと
とにかく失敗だらけで、潜入捜査官としてダメっぷりが目立ちます。
更に性に対する免疫が低いので、普通に犯されてるだけなのに快楽に流されてしまうのもマイナス。
そんなキャラなので、強い女を堕とす的な楽しみは正直そこまで感じることが出来ませんでした。
個人的には20代中盤で処女とかも正直止めて欲しいです。ちょっと痛いです。
絵は、結構個性的で嫌いじゃなかったです。立ち絵の表情の変化の描き方も独特な感じ。
ただ、シーンによって顔が違って見える時や、少々不細工気味に見えてしまうシーンがあったのが残念。
ただCGの質は悪くなかったと思います。
捜査官モノというと、比較的厳し目の陵辱、そしてそれに反抗的に耐える強い女を堕とすのが楽しみ。
更に、テーマである(と思われる)薬を使ってのプレイなどを期待していた私にとって、
それらがイマイチなこの作品は総合的に今ひとつでした。