古典的な正義感を持つ少女と触手生物の恋愛や、エロシチュの多彩さは良かった。ただ、CG差分の少なさを含めた演出の拙さは不満。
前作未プレイ。
ですが、想像でどうにかなる範囲で、プレイに支障は無かったです。
主人公は古典的な正義感を持っているタイプで、やや古さを感じる事はあったものの、
一心同体の触手生物との恋愛などは、なかなか面白かったですね。
触手生物に篭絡される話はよくあると思いますが、ここまで普通の恋愛感情を持って
接している話は余り無い気がします。この部分にもう少しスポットを当てても良かったかも知れませんね。
エロはシチュの多彩さが目を引きました。
通常の触手姦やフタナリプレイに加え、くすぐり、脳姦、コスプレ催眠、擬似的な四肢切断等、
一歩間違えると単調になってしまう触手ゲーですが、最後まで飽きなかったです。
BGVも幾つか種類があり、シーンによって使い分けていて良かったと思います。
一部、叫び系が騒がしく感じることもありましたが、ご愛嬌。
残念なのは、Hシーン、戦闘シーン両方の演出の乏しさ。
HシーンはとにかくCG差分が少ないです。テキストと噛み合っていない場所が山ほど。
表情差分だけでも、もう少しあれば違うんですけどね…。
ハーフプライスより幾分お高めな値段を考えると、もう少し頑張って欲しかった。
戦闘シーンは動きが少な過ぎ。
立ち絵を動かして剣戟や動きを表現するようなシーンも無く、手抜き感が見えます。
基本、使い回しの立ちポーズの一枚絵を表示して、あとはテキストで戦況を説明…という流れ。
またHシーン同様、その一枚絵も差分が少なく、殆ど表情も変わりません。
必殺技の時だけ、差分で表現されますが、立ちポーズと攻撃モーションが、
噛み合っているように見えず、違和感を感じることが多々。
戦闘に無駄な絵を割きたくないのも分かりますが、もう少しやり方があったような気がします。
絵は好みが分かれそうですね。
頭が大きめで、足もちょっと短めな感じですが、スタイルは良いです。
一部、立ち絵によって頭の大きさや顔が違って見えたりしますが、それ以外は安定していたと思います。
ただ、相変わらずというか、サブヒロインの表情差分が少ないのは残念でしたね。
触手生物は良く描けていたと思います。種類の多さの割には余り出番が無かったですけど…。
変身ヒロイン陵辱モノとしては安定した出来だと思いますし、話も分かりやすくていいと思います。
ただ、前述の演出面がちょっと足を引っ張ったかなー…と。誤字もちょっと多め。