話としてはそれなりにまとまっていますが、捕獲陵辱としては責めがヌルいと言わざるを得ないです。
殉職した(殺された)父の跡を継いで捜査官となった娘が、その仇と目される男に捕獲陵辱される話。
全体的な雰囲気としては、捜査官モノ…と言うよりは刑事モノって感じですかね。
シナリオはとても分かりやすいです。刑事モノで余り分かりやすいのはどうかと思いますが(苦笑)。
登場人物からして、序盤主人公に優しい人は悪人で、主人公に冷たい人が実は善人という
いかにもな感じで、プレイしていて怪しそうに感じる人は大抵怪しいという…。
しかし、この辺を期待するゲームでは無いことは明らかなので、そこまで気にならなかったです。
むしろ、中途半端に複雑な話にされるよりは、よっぽど良いと思います。スッキリはしていますし。
EDでは黒幕の存在をぼかしたまま終わってしまったので、もしかしたら続編を考えているのかも知れませんが、
個人的には、敢えて続ける作品ではないかな…という印象です。
ですが、肝心の陵辱エロの部分が個人的にイマイチ。
まず、捕獲陵辱の割には全体的な責めがヌルいです。序盤、股間に拳銃や警棒突っ込んだりするシーン等を見て、
嬲ったり、恐怖心を利用するような責めもあるのかなー…等と考えていましたが、その後は普通。
と言うより、普通のローター&バイブ責めでクスリを使っているかのように、ケモノのような咆哮を上げながら
絶叫イキを繰り返しちゃう主人公がちょっと快楽に弱過ぎな気がします。
一旦開放された後は、公衆スカ以外は殆ど普通レイプや和姦で、イマイチ盛り上がらないですし。
基本的な設定が現代と変わらないので、人外の責めが出来ないのは分かっていましたが、
もう少し刺激があれば良かったなぁ…というのが正直な感想です。
あと、上でケモノのような咆哮と書きましたが、メイン、サブともヒロインの喘ぎ=叫びみたいになってます。
コレも個人的な興奮度を下げた要因の一つ。ホントにキツイ責めなら分かるのですが、この作品は
絶叫するほどの責めがあったとは思えないので、違和感がかなり大きかったです。
声優さんが…というよりも制作側の要望な感じがします。また、テキストの問題かも知れません。
CGに関しては一枚絵は悪くなかったです。このブランド特有の…何というか淡い光に包まれているような塗りは
独特の雰囲気があります。ただ、一枚絵に比べると立ち絵はイマイチ。塗りも一枚絵と違う感じがしますし、
顔も少し雑に見えました。というか立ち絵だけ見た第一印象は「古い」というイメージ。特に男キャラが。
捕獲&陵辱モノとしてはヌルい感じは否めないですが、逆にキツイ責めが苦手な人は手が出しやすいかも?
…あっ、でもスカ要素とかは人を選ぶから…って考えると凄く中途半端な作品かも知れませんね。