いつも通りの捕獲陵辱ですが、強烈な責めより嬲るような印象が強い。
何と言えばいいのか、いつものBLACK PACKAGE TRYの作品ですね。
強い女を捕らえてひたすら陵辱。
ただ、今作は単純に陵辱というよりは言葉や焦らしを利用して精神的に追い詰めて嬲る、
というイメージが強かったかと思います。
特に、クラウディア単独ルート(3つ)ではその傾向が色濃く出ているように感じます。
クラウディアもギリギリで頑張ってくれるので、嬲り甲斐があり、そこは良かったと思います。
クラウディア役の声優さんの演技も良かったと思いますし。
ただ、ネチネチ嬲る分、責めの変化やセリフが結構多い印象なのですが、
表情を含めたCGの差分が少なく感じ、
責めの変化やクラウディア側の反応が充分に伝わって来なかったのは残念でした。
あとはサブヒロイン。正直、バックグラウンドや年齢も不詳で、かなり説明不足。
このメーカーさんは基本的に、その部分はいつもアッサリしているのですが、
今回はアッサリし過ぎな気がします。
宮廷魔術師に至っては、魔法をまの字を発動する間もなく捕らえられます。
2人とも調教では1発堕ちですし、ちょっと張り合いがないかと。
CGは、キレイだとは思うのですが、如何せん暗い。
暗い場所でのシーンも確かに多いのですが、普通の寝室でもやっぱり暗いです。
作品のイメージとして暗めというコンセプトがあったのかも知れないのですが、
先のくノ一モノならともかく「聖皇女」というタイトルには似つかわしくない気がします。
キャラはみんな巨乳以上。ムチムチした感じは結構独特で、個人的には嫌いじゃなかったです。
ただ、悪堕ち後のダニエラ＆エミーリアのコスチュームのセンスと
そのコスでのダニエラの肩幅が異常に狭く見え、身体のバランスが悪かったのは残念。
いくら堕ちたからって、ドクロマーク＆常に恥部丸出しの格好はちょっと引くよ。
それに悪堕ちだとしても、正確には敵方とは言えの普通の国家に与するようになっただけなのに、
あの「悪の組織の魔法使い＆騎士」風な格好もおかしいし…。
先ほど述べたサブキャラへの適当さみたいなものがココにも表れているような気がします。
総合的には安定のBLACK PACKAGE TRYなのですが、特に目新しさが見つからず…
というより、個人的に流れに飽きが来ているのかも知れません。廉価版であり、お手軽なのと
シチュは結構好きなものもあったのでこれまでプレイしていたのですが、ちょっと限界を感じ始めました。