冗長さなどの欠点はあるけれどそれを補って余りある熱量のある作品だった
全体的に色々と冗長に感じる部分は多い気もする。 自分は第二部双老騎のあたりで一旦読むのを辞めてしまった覚えがある。他にも謎パズル、野太刀完成時の精神世界に潜るパートなどは結構無駄な長さを感じてしまった。 しかし全編を貫く善悪相殺の呪いという葛藤を利用し、最後に「魔剣装甲悪鬼」を生み出すという構成は見事。