内容としてはオーソドックスな凌辱もの。面倒なシステムを「過程」として楽しめるかどうかで評価が分かれる。
主人公はタクシー運転手。ヒロインの情報収集をした後、追い込み凌辱するという内容。
コンセプトとしては面白いのだが、全体的に展開は雑。ヒロインは違えど、情報収集の仕方は基本的に同じなので、飽きるのが難点。急ブレーキで写真を落とすというやり方は、少し強引に感じる。
また、スケジュール管理のシステム自体はよく出来ているのだが、結局のところ穴埋め作業プレイ化してしまう。凌辱までそう簡単にいかせない。じわじわ感を味わえる点は良いのだが、マンネリ感が否めない。
しかし、基本システムは'00年の作品ながら、極めて良好なので快適にプレイできた。フルスクリーンに対応していた点も驚き(win11使用)
肝心の凌辱シーンは被りがなく、バリエーション豊かでよかった。しかし、基本は押さえているものの、これと言って特出したプレイはないので物足りない。折角女教師がいるなら、授業中に忍び込んで何かしらのプレイをする展開とか欲しかった。まあ、古い作品なので仕方ない面もあるが。
教師を除く、全ヒロインを館に連れ込むとEDになる。悪は滅びるというオーソドックスだが雑な展開。B級ホラーテイストなのは面白い。
今わざわざやるゲームではないが、息抜きには悪くない作品。タクシー運転手感はちゃんと味わえる。