前作より更にパワーアップ。2作目である事を上手くいかしている。
前作に比べCG、音楽、UIといい、全体的にクオリティが向上。レイプも焼き直し的な被りがなく、シリーズファンにとっても、満足のいく作品になっている。
特筆すべきシーンはプロローグだろう。前作の主人公である水原(セック鈴木)との出会いから、レイパーへの目覚めまでの流れが天才的。突っ込み不在で繰り広げられるバカ展開に、多いに笑わせてもらった。
前作で怒られた配慮であろう注意書きですら、ネタに昇華してしまうとは恐れ入る。
本作は2人のレイパーという要素が上手く機能しており、時にはレイプの解釈違いでスポコン的な熱い殴り合いすら起こる。師弟関係により物語性が増したと言えるだろう。
他に印象深いシーンやルートを挙げると。
・田舎娘、外国人
言語ネタに切り込んでくるとは、声優さんの技量に脱帽。翻訳版は別にあるのも素晴らしい。
・腐女子
アニメグッズを上手くエロに組み込んでおり笑えた。某王子様のパロネタも酷い。
・BAD END2
誠司のレイプがきっかけとなり、日本が崩壊するトンデモ展開。貧乏になりリアカーを引く彼が、金持ち時代との対比になっていて良い。それでもレイパーになる前より、今が幸せと思う哀愁よ。一番好きなEND。
デメリットとしては、最後の「36人レイプ」は微妙。
過去ヒロインたちが大集結するCGは圧巻だったが、只ハーレム島をつくるという内容で、セック鈴木との対決も殴って終わりなのは消化不良。もう少し誠司の内面にも切り込んで欲しかった。
今回もバリエーションが豊富で大満足の出来だった。
次回作はどのようなレイプが待っているのか、楽しみでしょうがない。