不満点が多すぎます。長文は日本語おかしいです。個人的に気になった部分を挙げているだけなので、特に不満を持たない方も多いかと思います。
不満点が気になるゲームでしたね。
まとめきれてない上に日本語がおかしい。さらに、ゲームはゲームでリアルはリアルだ。と割り切れる人には不満点に感じることはないと思われます。
・佳代子の過去&超展開
一番の不満はこれですね。舞台が日本の田舎で東京という単語が出てきたりと、普通の恋愛物の雰囲気を出してるので、この設定だけが妙に浮いてるんですよ。
自分たちの日本での日常生活の中で「どこでもドア」が存在したらおかしいと感じるでしょう。しかし舞台が日本であり、「どこでもドア」が存在しているドラえもんが評価されているのは、未来から来たネコ型ロボットの存在や、未来の世界観を作っているからこそではないのでしょうか。そのおかげでSFチックな展開も、未来(ネコ型ロボットが当たり前の世界)という世界観が作られているおかげで気にならない(ちょっと強引かも)のだろうと思います。
しかしこの作品は、ドラえもんでいう未来の設定がなく、世界観も現代の日本の田舎という実在に近い形で作られています。更に、佳代子の過去以外は日本の日常でもあり得るような設定です。そのおかげで、非日常的な佳代子の過去が違和感を感じるんですよね。いっそのこと、聖良も人殺しを経験済み。彩は元々犬だったのが人間になりたいという気持ちが神様に認められて人になったという設定がある。静奈は過去からタイムスリップしてきてそのことがばれない為に家で匿われている。美琴は実は妹ではなく未来から来た娘である。みたいな意味不明の設定まみれにしてくれてたら、ゲームはゲームで割り切れるんですがね。この辺りは好みだろうし難しいですね。個人的にはダメでした。
風紀委員もトンファー持ってたりと十分おかしいんですが、そういうゲームやアニメを数多く見たりプレイしたりしていたため、特に気にならなかったですね。ただ人殺しという設定は日常を模写したゲームやアニメではなかなか見れないので違和感があったという感じです。
・色々と持ちあげすぎというかおかしいというか
風紀委員の異常な勢力とか、序盤の主人公ヨイショは大体の人が書いてるのと同じ文になったので取り消し。なので割と序盤で気になった一つだけ。
細かいところなんですが、3章の初めの方の水筒(うろ覚え)での間接キスに関して、異様に主人公春樹久志彩が異常に嫌がる場面があります。しかし男で間接キスを気にする人間なんているんでしょうか…。自分が住んでた田舎では、部活帰りにジュースを買う時に、お金を節約するために5人で500mlのジュースを回し飲みしたりしていました。これが普通とはいえないのですが、普通男が間接キス程度を気にしますかね?女々しすぎる気がします。春樹なんかは男らしいという設定があるはずなのに(女に弱いという設定もありますが)ここの部分だけ女々しすぎる。彩に関しても、女とはいえど相手の首を思いっきり捻るほど間接キスを気にするものなのか…、わからん。
・主人公
作られた主人公 というのがしっくり来ます。落ち着いてると思ったらいきなり感情的になったりとか、頭が良くて利口なはずなのに、ちょっと子供っぽい場面が多かったり。主人公の性格が落ち着いてないかなぁ、その場その場に適応出来るように主人公の性格が変わっていってるという感じ。
顔がショタすぎるのも違和感。仮性包茎ネタも勘弁してくれ。仮性包茎じゃないから実用化不可能
・イベントCG
シナリオが長いのに少ない。欲しいと思う場面でCGがない。しかし立ち絵のバリエーションが豊富なのでそこまで気にはならなかったけど。
悪いところばかり挙げましたが、点数をみたら分かるとおり十分楽しめました。
共通は無駄に長いという訳ではなく飽きずに楽しめる。パロネタは大体面白い。立ち絵がかなり動くので見ていて飽きない。声や絵は好み。個別は短いながらもHシーンが充実している。立ち絵鑑賞モードが面白い。こっちも挙げればキリがないです。
ゲームをゲームとして割り切れれば、100点は出せるほどの面白い作品でした。FDも期待しています。