納得いかーん
題材自体は悪くなかった気はするのになあ。
それはともかく、個別の評価に行こうか。
まずはマリーカルート
まあこれは仕方ない。
結婚しましょう、はいわかりましたで済む問題ではないのだし。
キャラとしては変なブレもないし、短いなりのまとまりである。
そして重罪人、丹下花純
泡落ちをお金で助けられておきながら、パティシエになるための金銭的な支援>いりません は?
グループなんて継がないで私とケーキ屋さんやってください・・・・・・はぁあああああああああああああ???
お前、大恩人に向かって何言ってるの? 一体何様よ?
まだ自分には無理ですって結婚の申し込みを断るほうがまだ良かったわ。
お金がなくても幸せならいいやってのを否定するつもりはないよ。
でもさ、それならなんで金払ってもらって助けられる事を受け入れたわけ? 完全に矛盾してるじゃない。
こういうキャラぶれ大嫌いなんよ。
シナリオと言う面では短すぎるマリーカルートをぶっちぎって最悪であると判断します。
まだ(自己投資のための)お金欲しいでキャラ一貫していた玲のほうが、好感が持てる。
桜舞う乙女のロンドでもこの人のやったキャラは好きになれなかった。
もっといい役を割り当ててあげてください。
続いて春日野紫子
うーん。
特に言うほどの事がないんだよなあ。
個別ルートに入っても、それほどいちゃいちゃにはならなかったし。
デートのために数日会わなかったり、桜子の留学で1年会えなかったりと、婚約を決めてからエンドまで離れてる期間のほうが長かったし。
その間の話も主人公の事しかほぼ描かれてないから、なんていうか、もうね。
毒にも薬にもならないルートであると言えます。
続いて島影瑠璃
島影組そのものに関しては何も言うまい。
ただ恋愛に関しては、職場が一緒な事以外にそれほどの素養あったかねえ、と。
まあそれでも、最後は主人公が自分の意思で選んでる感は他に比べてあった気はする。
その点では悪くはないルート。
続いて天谷玲
お金大好きっ子・・・・・・とはいえ、それはあくまで自分への投資として。
透子が出資する事に対して素直に受け入れていたし、主人公への愛情と言う面では、最初は一番薄かったように思う。
ルートに入ってからも恋愛感情と言う面ではやや薄め。
まあそれは恋愛に溺れて、音楽に対する情熱が薄まる事を恐れていた面も多少はあるだろうから、まだ同情の余地はある。
主人公を伴奏者にしたのが、本当に審査員のウケ狙いだったのかは不明。
もしかしたら、そういう無茶振りをしてそれでも着いて来てくれるのか、主人公を推し量ってたのかもしれない。
有名な人への弟子入りに関してはちょっとできすぎかな。
基本的に安心して見られるほうのルート。
そして一条寺透子
友人>婚約者(偽)>婚約者と、まあありがちなルート。
とはいえ、婚約者って何していいのかわからなーい、な感じの対人関係に慣れていないキャラ性はきちんと維持されてて好感が持てた。
ワンマン会社の下克上は本当によくある事なので割愛。
最後はゲーム会社設立を決意したようだが、立花グループに入ったとしても、かなりいいポストになれたとは思う。
共通ルートは少し退屈に感じるかもしれませんが、それほど悪くもなく、小さくまとまっている感じです。
根幹40点、玲ルート+10点、透子ルートで+10点、瑠璃ルートで+5点、花純ルートで-10点。
こんなとこかなあ。
素材は悪くなかったのに、味付けに失敗した料理。
と言うのが総評です。
あらためて言いますが、花純ルートだけはお勧めしません。
ここからは駄文のコーナー、と言うわけで読む必要性はありません。
エルヴィラは恐らく主人公の初恋の人であると思われます。
そうでなくとも最初、明確に1人の異性と意識して接していたのは、エピ0で証明されています。
ただほぼ倍の年齢差だし、親子として生活した期間が長すぎて攻略対象にならないのは当然でしょう。
彼女を婚約者とするには後見人が不適と判断するでしょうし(子を産めないため)。
再度言いますが、なぜもっちーが攻略できないのだ。
アレだけのいいキャラを、サブとしてだけで終わらせるなんて、ほんともったいない。
どうしてこうensenbleは攻略したいキャラに限ってできないのか・・・・・・