所々いいゲームではあるんだけど、不満もいっぱい
燈子、愛姫あたりのシナリオは割とまとまってたと思う。
穂海シナリオもまあ許せるレベル。
耶央シナリオはラストがありきたりすぎなので、もう少し頑張って欲しかったなあ。
そして、個人的最大の不満点がみかもシナリオ。
マジでね、あの無駄な不幸を印象付けたいだけの展開に激しく苛々した。
しかも天丼とか楽勝で通り越して、まず毎回トラブルが起きるから、彼女の攻略だけは早く終わらせたいだけに終始してしまった。
ずっとスキップしてしまいたいと思ったキャラって、ほんとに珍しい。
不幸ネタをやらせるなら、主人公でいいよ。
もう1つの大きな不満点は、1年の時が出会いだけで、まるまる1年飛んでしまってる事。
あれなら、最初から2年でスタートさせて、回想を挟む形のほうがいい。
そうすれば、あんな無駄なカレンダー的表現使わずに済んだのだから。
見せ方は大事だと思う瞬間。
それこそ主人公を転入生にでもしてしまったほうが、あの部屋に押し込むことになった理由付けとしても、自然になったと思う。
エロシーンは俺の部屋を含めれば多め、メインヒロインは個別のシナリオもそこそこあるので、その辺は評価できる。
まあ終わらせ方がやや強引なシナリオもあるので、多少の微妙感はあるのだけど。
最終評価は、根幹50点、みかもシナリオの怒りで-10点、1年飛んだ表現法で-5点、燈子、愛姫シナリオで合計+10点、俺の部屋や、回想モードなどのの豊富さで+10点。
少し辛口気味ではあるものの、個人的にはこんなもの。
この感想を見た未プレイ者には、みかも攻略が激しく好き嫌いが出るものであると警告しておく。
上級生Cも少しだけ他とは違う感があるが、こっちは短い上にあっさり風味だからそれほど気にならない。
1つ忘れてた。
次の選択肢まで飛ぶ機能がないので、周回時の共通部分が少しだるく感じるかも。