確かに例のOPの入り方や、1~2週目まではかなり心惹かれるものがある。しかし、√を作りすぎたためにかなりダレル。また、緑の悪魔は単なるギャグになっていなかっただろうか。
上で書いたように、一番の欠点は√が多くて無駄に長ったらしくなってしまっていることではなかろうか。
数周やってからは攻略サイトに頼ってプレイしていた為、BADの中でも目を引くであろう茜のあのENDの終わり方を知っていたのも失敗だった。
とはいっても、自力でフルコンしようと思うほど心ひかれたわけでもなく、しょうがなかったのか・・・
ヘタレ王子言われてる孝之ですが、あの状況に置かれたら仕方がないだろう。
但し、遥または美月、茜√以外を選ぶっていうこと自体は許されないが(笑)
(しかし個人的にはあゆが好きなのですがね(汗 )
あの鬼畜な数々の選択肢を超えて一途に遥を追い求める姿などは、なんと輝いていることか。
そこまで強く(スクイズの誠レベルまで)批判されるべきではないと思うんだがねぇ。
そんな感じで孝之はきらいじゃないのですが、作品全体の良心を保ってくれたのは慎二、茜(+あゆ)の存在だろう。
もしこの二人がいなかったらどれだけ酷い作品になっていたのだろう・・・
美月と慎二、遥と茜、サポートキャラをしっかりとした人物にした上で物語に深く関わらせてくれたのは好印象。
逆に言えば孝之のヘタレぶりが際立つことにもなるのだが(笑
作品全体として、やはり1~2週目には鬼畜な選択肢とともにのめり込めたのだが、それ以後ダレるのが・・・
複数BADを好むか否かは嗜好の問題なのであまり突っ込んではいけないのですがね。
遥・美月が物語の中心ながらサブでの攻略キャラが多すぎるのも、全体としてみるとマイナス要素になりうる。
ってか緑の悪魔はただのスタッフの遊び心なのでは・・・
確かに異彩を放ちすぎてる√なのでどこまで評価に入れるべきなのか難しいところです。
ただ一言、孝之の「堕ちてい」った先のオチはどうにかならんのかったのか、と。
寒いギャグにしか感じられない・・・斜め上を突っ走っちゃた感じですね。
別に王道で良かったのになぁ・・・
全体的にムラが目立つのがまたマイナスですね。
複数ライターなのでまぁしょうがないと言えばそれまでなのですが、「ナツユメナギサ」の様に良くできた作品もありますし。
もうちょっと頑張って欲しかった。