立ち絵と重要な場面のイベントCGが不足していますが、ほんのちょっと前まで他人同士だった人達が通い合わせる絆が温かいです。
他人同士だった人達が、同居生活で絆を深めていく様が温かい作品。
立ち絵やCGが不足していますが、それを補って余りあるシナリオの面白さ。
1人では生きていけないのに1人で生きていこうとした者達が、自分たちの弱さを認め合って、
自らが得られなかった物を得ようとする姿が心を打つ。
準シナリオラストの食事や、末莉シナリオでの「高屋敷家再建委員会」など、
気持ちのいいエンディングが印象的。
全員が一緒に幸せになる物語で、感動的なストーリーを描ききった事も特筆に価する。