小粒ながらまあまあだったかな…?
始めに一言、このゲーム全然燃えません。萌えません。
というわけで、そんな展開を期待している方はご注意を。
キャラクターですが、主人公の考えと波長が合わず、そこが痛かった。
無色な主人公ではないところはシンクロできるかどうかにかかっているでしょう。
波長が合う人間ならこの主人公が気に入るかと。
女性にしても、冷えた関係の彼女、きつい先輩、偽天然と、掠りつづけるような設定が…。
ただ、これはこのゲームの味と言ってもいいのかもしれませんね。
それぞれその性格を構成する理由がはっきりと見えるのは高ポイント。
あと、幼馴染のハム(男)は口調、行動といい、
面白キャラに見せかけて、しっかりとした行動基準は持っているところは良いかと。
絵に関しては、独特のモノがありますね。
私には合わない絵だったこと、一枚絵のキャラ造詣がおかしい微妙な出来だったことなど、
あまり誉められたものではないかと。
ストーリーに関しては、前半日常、後半は雪のため、校舎から出られずに七不思議を探索する
ところから始まります。
日常でキャラクターを掴み、後半でイベントを引き起こすのは良い構成だったと思います。
しかし、後半のイベントの解が明示されることはありません。
ですので、ゲーム内で全てが解明されることを期待される方は納得できないかも。
反対に、気にならない方はやってみても大損はしないと思います。
キャラクターの性格がストーリーに絡んで、そこそこは楽しめるかと思いますね。