chapter2までは良作
共通は平家を滅ぼす所までであり見応えがあった。
話は全部で3ルート構成でありながら内容は１つずつかなりずっしりとしていた。
そして1つ目のルートはいつも通りの王道史実をなぞった話であり、2つ目のルートはあったかもしれないif、伝説を基にして作られた話である。
この２つは純粋に歴史物として非常に面白く、理にかなった解釈などがされており前々作の忠臣蔵のように楽しむことができた。先ほども記した通り、３つのルート構成なので少々1つのルートが長いのが目立つが全く飽きることはない。だが、少々後味の悪い結末になってしまう史実ルートが残念でもあり逆に忠実に再現してるのもよく創られていたと感じる。
そして肝心の3つ目のルート、解決編だがこれは今までの話とは別物で無理やり積み込んで終わらせた感が出てしまってるのは少し残念。もう少し、順を追って少しずつ伏線などを回収してくれればよかったのだが矢継ぎ早に様々な伏線などを回収してたので読んでいて忙しいといった感想。だが、最後の終わり方は良かったので個人的にはこの点数とさせていただきます。
もう2，3個ルートを挟んでゆっくり伏線を回収してほしかったなぁと思ってしまう…奥州藤原三姉妹と郎党のFDが欲しいですね。