これは面白い
これはいいシナリオゲー。キャラも魅力的ですがそれ以上に物語を読んで面白いと思いました。
文章のボリュームはかなり多め。共通も結構長いし、個別も一人に10時間以上かかるルートがあった。
共通は頭のイカれたヒロインたちによる漫才といっても過言ではないようなやり取りに終始する。
個人的にはみちるに対する幸の突込みがお気に入り。
ただ面白いことには面白いのだが、若干だれる感は否めない。もう少し短くてもよかったと思う。
個別はヒロインの過去を克服していくみたいな感じ。
個人的に気に入ったのは幸とみちるエンド。というか自分がこういう系の話に弱いだけなのですがw
幸ルートは過去の出来事はいちばん薄っぺらく見えるけど話の流れ的にはいちばん綺麗にまとまってた気がする。本当に学校爆破する必要があったのかは定かではないがw
逆に天音ルートは、過去のエピソードは確かに壮絶だけど終わり方はなんじゃそりゃ的な感じが…部長の親父とか出てこなくていいから
そんなことよりも一姫は実際どうなったのかとか、主人公の過去の詳細とかを語ってくれよと言いたい。
後、全部のルートにバッドエンドが用意されてるけどどれも締まり悪すぎw
バットエンドだからと言われたらそうなんだろうけど別になくてよかった。
声優さんはどなたも名演技で素晴らしい。
キャラはそれぞれに魅力的だけど一番気に入ったのはみちるかな。声もはまってる感じでよかった。
しかしそれ以上に主人公かっこよすぎでしょ。ヒロインがかすむわw
一番気に入ったCGもマキナの母親に拳銃向けてるやつです。
BGMはピアノ系の静かめの曲が多くて個人的には◎。一番きれいだと思ったのは夜が明けるまで
あとOPの出来が素晴らしい。終末のフラクタルは間違いなく名曲。
EDもそれぞれにボーカル曲を用意するほどの豪華っぷり。力の入れようがうかがわれる。
クリア後の壁紙やシステムボイスなどおまけも充実していていうことなし。
不満点としてはオートモードが若干不便だったこと。どうやっても自分の読むペースに合う速度にならなかったというわがままですが。
あと左クリックでオートモードが解除されるのもいじれるようにしてほしかった。
それ以外のシステム周りは良好。
どうでもいいけどマグロマンの話の中にほしうたキャラが出てきたのは地味にうれしかった。
同じアホキャラのマキナもよかったけどななののほうがはまってるなーと感じた。