鬱シナリオもあれば感動系シナリオもあり、まさに『ゲームをよく知る人が作ったゲーム』だと感じさせる作品です。
章立て形式のゲームということで、後程発売された「水夏」と比べられる事が多々ありますが、「水夏」がほぼ一貫性のあるテーマであるのに対し、「銀色」は各章ごとにテーマが分かれています。時には悲劇を生み、時には感動を産み出す「奇跡」のストーリーに、「Kanon」などとはまた違ったシナリオの素晴らしさを味わう事が出来ました。
・・・なお、「SenseOff」「銀色」「Air」を2000年夏の三大シナリオゲームと個人的に定めています。