変人の、変人による、変人のための作品。
まさかエロゲでこんな作品に出会えるとは。
とりあえず、自覚のある変人もそうでない変人もこの作品をプレイしてみることをお勧めします。
変人についてピンと来ない人の為に書くと、この世には主人公のような物事の感じ取り方をする人たちが、本人の望む望まないに関わらず本当にいます。なので、変人の人は主人公の振る舞いに共感できる部分があるはずです。
一般人がこの作品をプレイすると、主人公の言動をウザく感じると思いますが、実際にあのような考え方をする人たちがいると考えると、それなりに得るものはあるのではないでしょうか。というよりも、恐らく一般人も主人公と同じような感情を心の内に抱えているのだと思います。ただ一般人はそれを絶対に認めないでしょうが。
点数はかなり主観が入ってます。心が欠けた状態で生きていこうとする主人公のエンディングがあれば100点を付けていました。
あと、春乃の「何事も心の持ちよう」という言葉が個人的に気に入りました。