もう今後のランスシリーズのHCGは魚介氏メインでいいと思う。グッジョブだ
やはり特筆すべきはHCGだと思う
彼本来の絵柄ではなく、織音氏を意識して似せて描かれたそれらは
少女の乳白色の肌のきめ細かさや、押し当てただけ自在に形を変える巨乳の柔らかな質感
ちっぱいのツンと尖った自己主張、思わず舐めまわしたくなる美麗な乳首
ガシガシ突かれる最中の少女達の腰まわりの塗り、身も心も許してるのが見て取れる切なげな表情や吐息
その他諸々が、(今までのシリーズの絵柄と比べて)随分と卓越しているように見えた
主要スタッフが次々退社して存続さえ危ぶまれたアリスソフトだが
こんな人材が居るならこの会社はまだまだ捨てたものじゃないのかもしれぬ
惜しむらくはモンスター系のCGが微妙だったのと(CGの半分くらいは他の方に割り振ったらしい)
貴重な褐色肌要員のメナドに胸の露出がなかったこと
グラフィックのみならずテキストも全面リライトされている
そちらは読みやすい以外に目ぼしい特色は無いように思う。要するに無難だ
死亡メッセージの差分が無駄に豊富であったことは評価できる
複数の武器や楯を毎ターンドバーッと場に投げ出す独特の戦闘システムは嫌いじゃない
防御を固めながら数ターンおきに強攻撃を繰り出す敵や、非常に防御が高くて火力を集中させないとダメージが通らない敵など
(ホントに若干だが)工夫を凝らさねば苦戦するようなバランスのとり方は良い
ただし現状では同人の域を脱しない。プロの仕事ではないと思う
片手間に開発されたタイトルらしいので、その辺りは致し方ないのかもしれないが…
RPGとしては、プレイヤーに金策や経験稼ぎ、隠し要素探し等の手間を要求する『作業ゲー』に分類される
つまり紙芝居愛好家に多い、面倒くさいのを嫌う人たちとは親和性が低い
そういった手間を逆に楽しめるようなコアゲーマー向けであると云える
そのくせ、そういった作業ゲーにありがちな肝心のやりこみ要素は薄めで
結果的にコアゲーマー、ライトゲーマー双方から不満の噴出する仕様になってしまったのは残念でならない
あ、これも書いておくべきか
これは「ランス」なので、そもそもストーリー性などに期待できない。してはならない
女の子ひとり救出する程度のささやかな事件の解決というのは
TRPGのキャンペーンにありがちな最初のエピソードや、昔のファンタジー小説(シリーズ連載)の1巻のノリに近い気がする