今全クリした直後ですが…
ラスト切なすぎますって!
序盤は甘めで萌えゲー的、クライマックスに泣き要素が強くなるパターンで全√固定。
羊、会長√は中の人の好演が光ってました。
ありがちな素材なのですが巧く料理できてたと思います。
はるか√の展開は意表をつかれて嬉しい誤算。
真樹√は2本ありましたが、個人的には救済措置的な2周目のHappyEndより1周目の方がしっくりきます。
ああいったモヤモヤした読後感のある締め方が割と好きなのですが……歩√は……
どちらかが死んでるのだろうと読めてましたが、(作風からして)どうせ奇跡でも起きて大団円になるのだろうと踏んでました。
…いい意味で裏切られた。
以下追記
他の方の感想を読んでてちょっと気になったもので。
はるか√ですが、アリアってつまりサナトリウム職員の有田さんですよね。
はるかはとうに故人で、作中世界における彼女は有田=アリアの生んだ幻像ということになります。
勿論リアルでの渚と有田にも親子関係はないでしょう。
有田的には、母親に出産を断念させて歴史改変を目論む夢を見ていたら
逆に母の強さに心打たれて(ついでに頬も打たれて)、今まで拒絶してきた両親の生き様を受容するに至った訳ですが
そうするとはるか√最終盤の描写は、作中世界で渚の身に起きた出来事というより
むしろ有田=アリアの見ている夢なのではないかと推察できる訳です。
リアルではもっと現実的な経緯を踏んで有田は産まれてきたはずなので。