シナリオの継ぎ接ぎ感
感情の機微が飛び飛びになってしまっている。
真からのシナリオをそのまま引っ張ってきてしまっているせいで何故か空気だった主人公がフェイズイベになった途端関係が変わってたり(何故か好かれてたり嫌われてたり)、果てはまだ仲間になってない子との話題等と整合性が取れなくなっている部分がいくつか見受けられた。
また肝心な部分を端折ってしまい、ライターが書けないのかそもそも書く気がないのかわからないけど、後になってこうだったみたいな流れが多々ありました。
K.バッジョ氏が抜けてしまうとここまで文章が破綻してしまうものなのかと残念でなりません。
【主人公】
魅力が激減してしまった
真では多少強引ではあったけど蜀ではかなり活躍してたり他のルートではもっと魅力があったり。
今回はハナクソレベルでしか役に立ってない
現世の知識を使うこともなく傍観者に徹するだけ
これ主人公いなくてもいいと思うくらい存在意義が薄かった
もっとプレイヤーに魅力が映るようして欲しかった
【絵柄】
3シリーズ全てやり終えて改めて思ったのは絵柄の劣化です。
好みもありますが、私は断然真や戦国の絵柄が好きです。
英雄譚は未プレイでしたがその時点から劣化してたようですね。
真では立ち絵だけで感動したものですが(特に華琳)、今回は顔が長く感じたり常に頬が赤かったり萌え要素が多すぎてシリアスな場で何故そこで頬を赤らめる!と疑問に感じる場面もいくつか
【総評】
良かった点は
真では見せられなかった視点や細かな内容などを見せてくれたことには素直に評価し感謝を。
ただ二番煎じどころじゃないんだから多少冒険しても良かったのではと
例えば知識を最大限使いまくって思い通りに天下統一を果たすとか
または武力が初めからマックスで俺ツエー蜀ルートとか
マックスでなくとも徐々に強くなっていく様を描くでも魅力に映ったでしょうし
K.バッジョ氏もbasesonから離れたとのことですし、もうこの会社に注目する必要はなさそうですね