初めて立ち絵だけでドキッとさせられました。（華琳さま
色々なゲームがある中、一撃必殺でラストの部分だけが面白かったり、
一度やってしまえば評価は高くとも２度目はやらないだろうと思ってしまうゲームって結構多かった。
しかしこのゲームはボリュームもたっぷりで、
値段的にも安いと思えてしまうほどの量だと思いますし、
物語としても大変実のあるものになっていて、
実に何度もやりたくなるように作られていると思いました。
まずルート別に感想を述べていきます。
最初に『呉』ルート
呉はなんつーか温かいって思った
とても居心地が良いっていうか・・・
悲しい部分もあったけれど、それがあってこその温かな呉だと思いました。
それと孫策の最後の戦いですが、あれは本当に泣けた。
一番最初にやったのがこの呉ルートなんだけれど
前作をプレイしていて、個人的に曹操という人物は
少し恐いイメージがあったからなのか
曹操が戦前の事故に対して心から嘆いてくれたこと
ここは涙が溢れ出しました。
次に個人的に一番気に入ってるルートなんですが
『魏』ルート。
あまり三国志に詳しい訳ではないけど、
史実には曹操は悪役と認識されるよう描かれているらしく、
時代が経つにつれ読む人も書く人も曹操を劉備の引き立て役みたいに考えるような書き方をされているらしい。（間違ってたらスミマセン
僕自身も三国志の漫画とかを読んだりはしたことあるけど、
やっぱり悪役のイメージがあったし細かく知ろうとは思わなかったけど、
このゲームをやったら曹操のことを知りたいと思わされました。
このゲームはその部分を重要に描かれていて、
曹操という人物、魏の在り方、そういうところにはとても魅力的に描かれており、
とても共感するものがありました。
っていうかそれ以前にこのゲームの曹操が好むキャラなのかもしれませんがｗ
そして曹操であられる華琳さま、この御方には立ち絵だけでもう
ドキッとさせられました…ｗ可愛過ぎるって！
最後に『蜀』
なんかもーギャグばっかでおもしろおかしなルートで非常に楽しかった。
だって真面目な戦の真っ最中に
兵士：「てめぇ殺す！ぜってぇ殺す！」とか言うかよｗｗｗケンカ腰マジうけたｗｗ
しかし主人公が蜀だけどうして初っ端からあんなに頼り甲斐あるのか疑問だった。
三国志ゲームマスターかよって思うほどにｗ
他のルートじゃそうはいかないのにｗ
マイナス面は、
桃香があの時代に色んな意味で合っていなさすぎた。
言動、性格、雰囲気からしてどうも一刀と同じ感じがしてしまった。
フランチェスカにいても不思議じゃない？ってｗ
良い面は
恋の個人ルートなんですが
蜀の中では一番のメインキャラと思う程に良かった。
そして最後（ＥＤ）がいかんせん物足りなかった。
けどあれはあれで良かったのかな？
続編が出た場合やりやすいし・・ってＦＤ以外は無理かｗ
点数とは関係ありませんが
桃香が蓮華のことを「れんかちゃん」と呼んだのはさすがに引いたｗスタッフ気づけよｗ
【総合感想】
歌もＢＧＭも最高でしたし、テキストも安心して読めました。
主人公の素直な性格がとても好めたのも高得点に繋がってます。
特にＢＧＭに関しては前作のを使っているものもありますが
新しいのも加わって
ゲーム自体を飽きさせないくらいのクオリティの高さを誇っていると思います。
中でも今作からの「帝王宮」という曲は神がかっています♪
そしてこっからは【変人感想】ですが
今までやってきたゲームで本当に惚れた女なんていなかったけど、
華琳さまは２次元だというのに本当に惚れてしまったｗ
誇り高く逞しく勇ましく、何より自分に厳しく周りにも厳しい。
主人公に対して自然と成長させていくよう
自らに答えを導き出せるよう考えさせる為の
優しさと厳しさを兼ね備えた会話のやり取りの流れの良さ、本当に尊敬しました。
【個人的お気に入りキャラを選出してみた…ｗ】
華琳さまは不動のトップなので置いておいて、
蓮華、恋、あわわ＆はわわ軍師、冥琳、秋蘭、愛紗、ネネ、鈴々
星も入れようか迷いましたが前作はとても魅力的だったのに対し
今作はちとやりすぎな感じがして入れませんでした。（ギャグ的な意味で
【お笑いお気にキャラ】
思春、春蘭、袁術
この三人がいてくれて良かったｗ
何度も笑わせてもらいましたｗ
客観的に自分のゲームの進め方等を見てみると、
やはり魏ルートが圧倒的にプレイしていて、
気付いたときには病気か？俺、ってな具合でしたｗ
呉→蜀→魏→呉→魏→魏ってな感じでｗ（この後も更にプレイｗ
オススメなルートをチョイスすると
前作をやってるなら呉→蜀→魏、が良いと思います。
前作をすっ飛ばしてやる場合でしたら
やはり蜀→呉→魏かなと。
おススメな一品です！
ただ三国志が大好き！って人はやらない方がいいと思います。
わかってるとは思いますが、これエロゲなんでｗ
そこまで求める人もそうはいないと思いますが。