高水準な素晴らしい作品でしたが、前作と比べてしまうとストレス感じる
・今回はTADAさんはほとんど関わってないようでしたのでバランスが心配でしたが、バランス云々より戦闘のテンポの悪さ、遅さがいい部分も覆い隠してしまった印象でした。
・特に序盤は仲間もスキルも少なく、敵とのレベル差もないのでエンカウント率が高い、単調な戦闘がもっさりしたテンポで頻繁に繰り返されるので ストレス→イライラ→怒り→投げだしたいの思いにかられました。 プレイヤーの忍耐力を試しているのか?と疑ってしまいました。
・低画質にしてCtrlキー押しっぱなしで戦闘する。 転移魔法、カノさんの便利スキル(罠回避改、隠密移動、雑魚殲滅、奇襲防ぎ)を覚えてくるとかなりストレス軽減で面白いゲームだと感じ始めました。 ただCtrlキー押しっぱなしだと嫁の病気発症イベントまでスキップしてしまいバックログで見直すことが多々ありました。 やはりCtrlキー押さなくてもいい超高速モードがほしかった。テストプレイの段階で指摘する人いなかったのか不思議。
・膨大なテキスト量やシナリオはよかったのですが、難しい文章のいいまわしや物語専門用語ですんなり内容が頭に入ってこないことがあり文章読むのが苦痛に感じる時がありました。前作がもう4年前の作品なのでけっこう忘れてる、 魔王アダンってなんだっけ そもそもイブニクルってなんだっけ? 人物、用語、地名、の辞典機能があればもっと物語に没入できたなと。 (これに関しては自分の読解力のなさ、記憶力のなさがダメだとわかっているのですが。)
・戦闘の3D描写は細かい動きなども含めてすごくて力いれてるなと感じました。 特にボスのデザインや攻撃エフェクトは凄まじい作りこみに感じました。 個人的に好きだったのは二章終わりのドラゴン(ヤナに寄生されたゼロさん)やエピデの変形形態が印象に残っています。(エピデの声優さんすごかったな 「おとこ おとこー おとこーー」 「だしてもいいのよ」が頭から離れない。)
・病気システムはなかなか面白いアイデアだなと。基本病気は戦闘でマイナスにしかならないのでさっさと治したいんですが戦闘中 病気の時にしか聞けないセリフ 行動があるのでそれが見たいがためにわざと病気のままにしていた。 (ゆで卵ばっか食べちゃうエイジは笑えた。) どなたか病気の特殊セリフだけ集めた動画をユーチュブにアップしてほしいです。
たださっさと進めたい人にはゲーム進行に水をさすので不評なシステムだったかもしれないですね。
・音楽 これに関しては最高でした。特に今回も戦闘音楽は素晴らしいものばかりだった。特に「七魄」は章終わりのボス戦を大いに盛り上げてテンションあがりました。サントラもいっしょに買ってよかった。PKタートルズさんはほんますごいわー。
・良くも悪くも前作に比べて変わったところがなかった。今回もパーティ固定が残念。せっかく魅力的な嫁さんが他にもいるのに・・・ パトリオットやスパルタン エンデなども戦闘で使ってみたかった。虹色破壊光線使いたかった。 バランス、手間、予算、そもそものゲームシステムがおかしくなってしまうなどの理由でダメだったと思いますが、せめて割りこみ支援みたいな形でもいいのでサブ嫁も戦闘に参加してほしかった。
・キャラに関しては今回もみんなよかったが、メイン嫁ではダメージを一手に引き受けてサンドバック状態になっていた純粋すぎるユラギさんがえがった。 サブ嫁ではエミーリアとブラウニーがいい味だしてた。特にエミーリアは声優さんの声質の良さ、演技のうまさもあって非常に魅力的なキャラでした。ただの引きこもりではなく情もあり、前作のキャスなみにいいツッコミキャラしていた。 魔王の足を破壊する時に失敗したらと悩む パトリオットとスパルタンに失敗した時のことを考えるのではなく、成功した時のアレク君のご褒美を想像しなさいの話のくだりが好きだった。いいメンタルトレーナーになれるわ。 人気投票したらいいところまでいくんじゃないかな。
・ごちゃごちゃ文句ばっか書いたけどほんと楽しかった。プレイしてよかった。、前作に比べるとストレス感じることは多かったが、相変わらず個性豊かな嫁さんとのイベントは笑いあり、ほろりとするものもあり最高でした。 次も出たら絶対買います。